でゅめらん!
今回はボツワナのチョベ国立公園でゲームドライブした後、ザンビアのリビングストンに移動しました!
今回の移動。
移動距離的には60kmくらいです。
朝は4時半に起きて、軽く食べて、テント以外の荷物を全部撤収。ゲームドライブ(車でのサファリ)が6時~9時で、チェックアウトタイムが10時までなので、帰って来てからのんびり片付けてる時間は無いだろうと予想。
ゲームドライブのピックアップ車は5時35分にやって来ました。まだあたりは真っ暗です。
チョベ・サファリ・ロッジやその他のホテルでも客をピックアップして、6時に出発。6時10分くらいにチョベ国立公園のゲートにやって来ました。
ようやく明るくなってきました。
なお、チョベ・サファリ・ロッジからは日本人が6人も乗って来ました。なんだか学生みたいにキャッキャしてて苦手だ・・・。後から聞くと6人グループじゃなくてバラバラの旅行者が集まっただけだそうですが。
日が昇る中出発すると、なんと走り出し5分ほどでいきなりライオンの食事に出くわしました。
食べてるのは子ゾウっぽいです。今日一番の見どころなんですが、けっこう生々しいので写真は小さくしました。クリックすると拡大します。
すげぇー・・・。まぁ出くわしたと言うよりは、先に他のサファリグループが見つけた情報を、無線で共有してそこに向かった感じでしたけど。
周りにはハイエナがいっぱいいます。ハイエナは暗い場所にいて動き回るので全然まともに撮れませんでした・・・。
ハイエナは怒ったようにめっちゃ吠えています。
この状況だけ見ると、ライオンの獲物をハイエナが狙ってるようにも見えますが、ハイエナが仕留めた獲物をライオンが横取りするケースも多いらしいので、もしかするとライオンが後から来てハイエナを追い散らしたのかもしれません。ハイエナめっちゃ怒ってるみたいだし。
1匹だけ落ち着いちゃってるハイエナさんもいますけど。
タレ目っぽくてかわええ( *´艸`)
よく見ると、車のすぐ下にはバッファローの頭部と言うか角部が落ちています。
このエリアはハイエナやライオンの縄張りなんですかね・・・。足を踏み入れたら生きて戻れない的な。
オスが食った後はメスが食べ始めました。
手前にハゲタカみたいなのも寄って来ています。
すげー、いきなりクライマックス見た感じ(;゚∀゚)-зムハー
最初の20分でツアー費分くらいの物見たわ・・・この後何も見れなくても悔い無いわ・・・と思いましたが、ありがたいことに、この後もひっきりなしに動物は出現してくれました。
ライオンから離れてすぐに、クドゥの群れ。
この前国道沿いで見た時はそれほど思わなかったんですが、クドゥでかい。小柄な牛くらいある気がします。ほんとシシガミ様みたい。
なお、角のねじれは1年で1回転ねじれるようになっているらしいです。でも4回転までねじれた後は止まるようです。
ちょっと時間を空けて、ゾウのグループ発見。
木がちょっとジャマだけど、近い!
子ゾウの顔かわええ( *´艸`)
もうゾウは何回か見ていますが、それでも毎度迫力にビビりますねー。
あと大きいから撮りやすい(小声)。
1時間半を過ぎた所で、休憩がありました。
この辺は安全地帯なのか、広場が設けられていて、他のグループも集まってコーヒータイムに入っています。
コーヒーや紅茶。
そうそう、ここまでけっこう寒かったです。朝は8℃前後で、スカスカの車で走るので風がもろに当たるのです。日差しが暖かくて嬉しい。
帰りはチョベ川沿を遠くに見ながら移動。
これはよくいるインパラ。大きさは、日本人が「シカ」って言われてイメージするくらいの大きさです。
お尻の黒い線が特徴。すぐ逃げるのでお尻しか撮れなかったw
今度はクドゥのメスの群れがいました。
角が無いと、シカと言うより牛だな・・・。
日本人の一人が、「ダチョウの子供!」と言いましたが、おなじみのギニアンフォールでした。
確かに、野生のギニアンフォールは良い走りっぷりなので、ダチョウっぽく見えなくもないw
遠くの水辺にはやっぱりカバ。
遠くでやたら土煙があがってるのでよく見ると、藪の向こうをゾウの集団(20頭くらい?)が疾走していました。
ちょ!これ撮れないの悔しい!藪がジャマ過ぎる(;´Д`)
ゾウがあんなマジ走りしているの、初めて生で見ました。遠いのにすげー迫力。
ラストはシマウマで締め!
シマウマ、めちゃくちゃ目立つな・・・。なんでこんな柄になっちゃったんだろ。と思ったら、虫除け説が有力らしいですね。
[外部リンク]シマウマにシマ模様がある理由がついに解明か?有力な新説が発表される(2014年の記事)
確かに毛の色を変えて虫に刺されなくなるなら、毛の色くらい変えますわー。
サファリは9時10分頃に終了。ボクはいったんチョベ・サファリ・ロッジでツアー料金365プラ(≒3,699円)を払って、またテベ・リバー・サファリまで送ってもらえました。宿に到着すると時刻は9時35分。
先に片付けておいて正解でした。テント畳むだけなら10分あれば終わります。
9時50分に宿をチェックアウトして、宿の前で乗合タクシーを拾って国境へ。乗合タクシーは市街地内で1回乗車5プラ(≒51円)なのは知ってたんですが、国境まで乗っても5プラでした。お安い。
国境に着くと、すぐに赤シャツの若い男が声をかけて来て「リビングストンに行くのか?両替屋を案内してやろうか?国境をガイドしてやる!」と言われました。あー、なんか久しぶりだなこういう輩。
断っても勝手についてきますが、チップは要らないと言うんで放っておきました。
ボツワナとザンビアの国境はザンベジ川です。ボツワナの出国スタンプをもらったら、船で国境を渡ります。
すぐ横で橋を建設中だったので、橋が出来たら船は無くなるんだろうな。
さて、ザンビアはビザの必要な国なんですが、このカズングラ国境(Kazungla Border)ではカザ・ビザ(ユニ・ビザとも言う)を取る事ができます。
カザ・ビザ(ユニ・ビザ)は、ザンビアと、同じくビザが必要なジンバブエを30日間限定で自由に行き来できる共通ビザの事です。
ザンビアビザもジンバブエビザも、単独でそれぞれシングルビザ50USDするんですが、カザ・ビザ(ユニ・ビザ)だとまとめて50USDで取れてしまうので、非常にお得なのです。
他にもザンビア・ジンバブエの首都やビクトリアフォールズ国境などで取る事ができます。[英語サイト]KAZA UNIVISA
ザンビア側のイミグレーションにはビザの料金表がありました。
- マルチ・ダブル:80USD
- シングル・トランジット:50USD
- 1日ツアー:20USD
との事。
カザ・ビザ(ユニ・ビザ)は料金表に載っていませんでしたが、窓口で「カザ・ビザ取れる?」と訊くと普通に取れました。
36カ国目、ザンビア入国\\\└(‘ω’)┘////
さっきの赤シャツ、ザンビア側までついてきました。と言うよりザンビア人っぽいです。
さっきは両替屋を教えるような事を言っていたんですが、なんか自分が両替する気満々です。ザンビアのお金「クワチャ」をポケットから取り出しています。
ボクの手持ちは810プラ(≒8,209円)。「レートはいくら?」と訊くと、自信満々に1プラ=0.8クワチャを電卓で示して来ました。この日の公定レートは0.93のはずです。まるでお話になりません。
ボク「0.9なら良いけど」
赤シャツ「それは買取レートだ!ありえない!」
交渉の余地は無いので、赤シャツは無視して、すぐ近くにいた個人両替商の一団に話を振ると、即決で0.9になりました。この感じだと0.91や0.92くらいまで行けた気がするな・・・。
8,100プラが7,200クワチャになりました!
国境でごちゃごちゃしたくなかったので、撮影はリビングストンに着いてから。
赤シャツはかなり若そうだったので、あくどい小遣い稼ぎをするニワカだったんだろうなと思います。普通の個人両替商と両替を済ませて振り返ると、赤シャツは消えていました。しつこくなくて良かった。
国境からリビングストンまで、乗合タクシーで50クワチャ(≒540円)でした。
国境から1時間弱でリビングストン到着!
久しぶりに街中の宿です。ボツワナで滞在した宿は全て市街地から4km~50km離れていたので、割と不便でしたが、なんとリビングストンの宿は道路の向かいにスーパーがあります。
良いよねぇスーパー近いって良いよねぇ(人´∀`)
あと久しぶりにドミトリー部屋。ずっとテント続きだったので新鮮です。
時刻は13時近く。4時半にパンをかじった切りだったので、めちゃくちゃ空腹。早速スーパーで総菜を買って来ました。
ホウレン草の油煮3.40クワチャ(≒37円)、キーマカレー11.88クワチャ(≒128円)、チャーハン2.86クワチャ(≒31円)。総菜安い!
しかし、どれもちょっと脂っこい気がしました。またちょっと食事の傾向が変わったのかな。
午後はブログを書いて、夜は情報収集とかしてました。この宿は日本人が多いのです(来てから知った)。まぁやっぱり人から聞くのが一番手っ取り早いですね。
久しぶりにまともにネットが使えるので、明日は溜まった記事&雑務を片付けようと思います。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
(´・ω・`)外務省みると治安も良いみたいだしかなりよさげだね。初心者向けかね?
>>ログボさん
かなーり良いですね!
旅行慣れしていない人にもすすめられる、アフリカの数少ない国です。
ボクはコンビで移動していますが、ボクが行った町のほとんど(塩湖除く)は空港を持っており、国際線・国内線が就航しているので、お金さえかければ安全にあっと言う間に移動する事も可能です。