やっぱりか・・・この先のルートを練り直し(2018年7月12日)

サウボーナ!

今回は・・・あの、今後の計画練り直しを・・・していました・・・

 

朝7時。また袋ラーメンを作ろうと、カメラを持ってテントを出て、写真を撮ろうとすると・・・あれ?

えーと、レンズ修理前に戻ってますね。ピントが全然合わないし、左上に影が見えます。

最後に撮った写真は、昨日のマンジーニからムババネへのバスの中の写真。それまでは無事で、その後どこかにぶつけたとか衝撃を与えた覚えは無いんですけど。

まぁ・・・やっぱり直らなかったって事ですかね。もともと南アで直るような状態だと思っていなかったので、やっぱりかーと言う感想しか出てきません(ノДT)

 

すぐに日本へ送る手段を調べると、なんとスワジランドはEMSのサービス範囲外の国らしい。紛争国以外でEMSが使えない国があるなんて思ってませんでした。

どうもDHLはあるらしいのですが、なぜか料金表がPDFファイルになっていて、ダウンロードに20分かかる表示が出て来たので、その間に親に連絡

「レンズやっぱりまたダメになったからレンズ送るわー」とメッセージを送ると、なんと「誕生日プレゼント代わりに中古を買って送ってやろうか」と言う返事が返って来ました。

確かにレソトで壊してすぐ新しいのを買う案はもったいな過ぎて却下したものの、現状では南アで出来る限りの事はやった、手は尽くした感があります。

魅力的な提案に悩んでいる間に、DHLの料金表のダウンロードが完了しました。

スワジランドは・・・地区区分9。地区区分9の1kg以下の送料は・・・

1マン7センエンッ(゚∀゚)’:・。グハッ

ちなみに、南アからEMSだと4千円弱くらいです。DHL高すぎやで・・・(›´ω`‹ )

と言う事で、送料でビビったのでありがたく誕生日プレゼントを買ってもらう事にしました。30歳で親に誕生日プレゼントもらうぼく。たぶん会社の同世代の人とかは親に誕生日プレゼントあげてるよな・・・。

ただ土日月と3連休なので、発送は早くて火曜日(7月17日)との事。こちらから送って修理より遥かに早いので全然良いです。

 

さて、と言う事でまた、また一人作戦会議。今回の議題は今後のルートについて。

もともとはこう行く予定だったんですよ。

スワジランドからそのまま東のモザンビークに抜け、北上して、モザンビークの半ばあたりでジンバブエに入ってビクトリアフォールズを目指すと言うもの。

このルートだと当分都市に着かないんですよ。

しかしこのルートにあんまりこだわりは無く、①ビクトリアフォールズに行きたい。②ヨハネスブルグを通らない。と言う2つの条件から導かれたルートでした。

 

悩んだ末に、決めたルートがこちら。

いったん当初の予定通りモザンビークのマプトまでは行き、そこから引返して一気に南アのヨハネスブルグに戻り、そこから北上してボツワナ縦断、ビクトリアフォールズを目指すルートです。

ヨハネスブルグ。アフリカ最凶と名高いヨハネスブルグ

ヨハネスブルグはアフリカ最凶なだけでなく、アフリカ南半分の空の玄関とも言える都市で、南部アフリカにやって来る人も荷物もほぼ全てここを経由すると言っても良いくらいです。つまりアフリカ南部では最も早くEMSを受取れる都市!!!

ヨハネスブルグを通り過ぎて、ボツワナの首都ハボローネで受取る事も考えましたが、なんか人のブログとかを見ていると、ヨハネスブルグは5日程度で、ボツワナは10日~2週間なんて書かれていたり、2017年にはボツワナ行きのEMSが発送見合わせになったりしてるんですよね。

これはヨハネスブルグで受取るのが・・・きっと最良!(何事も無ければ)

 

あと旅行者向けに別記事にしようと思いますが、ボツワナ北部からジンバブエorザンビアに入国すると、お得なユニ・ビザってのが取れるのです。簡単に言うと、30日間限定でジンバブエとザンビアに何度でも入国できるよと言う、旅行者には嬉しいビザ。ユニ・ビザがあれば国境で反復横跳びしても怒られませんね!※ビザ関係無い

 

と言う事で、来週ヨハネスブルグに移動します。あんなに避けようとしていたヨハネスブルグ。結局行く事になりました。

なんでボクがこんなに恐れてるかと言うと、旅行者の間ではヨハネスブルグ都市伝説がまことしやかに語られているからです。

  • 中央駅周辺では強盗被害に遭う率が150%(少なくとも1回、半数の人は更にもう1回強盗に遭うと言う意味)
  • 赤信号で停車した車は停車中に強盗に襲われるので、信号無視の方が安全
  • 旅行者を見つけたらとりあえず車で轢いて、その後ゆっくり荷物をあさる
  • 襲われない為に手ぶらで出かけた旅行者が、文字通り身ぐるみはがされて下着姿で帰って来た
  • 屈強な軍人8人で歩いていたら、同じ体格の20人に囲まれて結局強盗に遭った
  • タクシーから降りて、ショッピングセンターまでの20メートルで強盗に遭った

これらの真偽は確かめてない(本当だったら嫌だ)ので知りませんし、行きもしてない場所を危ないって決めつけるのは個人的にしたくないですが、いくらなんでも火の無い所でこんな盛大な煙は立ちませんよね

まぁ、あんなに治安が悪いと言われているケープタウン、ポートエリザベス、ダーバン、どこも大丈夫だったので、ヨハネスブルグもここ1,2年で劇的に治安が良くなってると思いたい

 

と言う調べものを、今日ほとんどずっとやっていました。ヨハネスブルグの比較的治安が良い地域の情報とか。そう言うのを集めていました。下調べ大嫌いなボクですが、ヨハネスブルグだけは予習しないと怖すぎます。予習するほど怖くなりますけど。




さて、これからの話がなんとなくまとまった所で宿の紹介。今いる「レジェンド・バックパッカーズ」はなんだか森の中にあります。

昨夜は真っ暗で、宿のスタッフに「ここら辺、どこでもテント張って良いから!」と言われて困惑しました。広すぎです

しかも全体的に微妙に傾斜になってるわ、尖った石は多いわで、テント張るのに適しているかと言うと全く適してないんですよね。テントサイトと言う名の、ただの空き地です。

なお、昨夜ハブラシをくわえてテントを出たところ、目と鼻の先に野生のフクロウがとまっていて、お互い硬直しました。結局フクロウの視線が痛くてボクの方がジリジリと逃げる事になりましたが、小さくて丸くてかわいかったですフクロウ。まぁそのくらい森の中です。

 

キャンプサイト以外では、ドミトリー部屋もあるようです。

 

宿の設備はしっかりしていて、バーやテラスがあります。寒いですが。

あとキッチン(包丁が見当たらない。それ以外はある)、トイレ、バスルームも全体的にレベルが高いです。特にバスルームは広くて清潔で快適。

あと、1年前の情報ではWi-Fiは1日50MBまでしか使えないと書かれていたのですが、容量制限は無くなっていました。50MBだとブログ書けないのでどうしようかと思っていました。

また、治安に関しては何の不安も無さそうです。到着した時は真っ暗だったのに、宿のちょっと手前で1人でジョギングしている女性ランナーに会いましたし、何より宿の門は深夜以外は開けっ放しです。

外門がほぼ常時開けっ放しの宿は、西アフリカを出てから初めてです。ナミビア以降、どこの宿も門は常時ロックされているのが普通で、宿泊客はカギもしくは暗証番号をもらって出入り、または毎度チャイムを鳴らしてスタッフに開錠してもらうシステムでした。久しぶり過ぎて門が開けっ放しだと不安を覚えますが、きっとこれは、この辺の治安に全く不安が無い証拠なんだと思います。

よくよく思い返してみると、西アフリカでは治安が悪い方と言われていたコートジボワールのアビジャンやガーナのクマシの宿ですら、日中はカギかかっていないどころか門扉が全開だったので、やっぱり西アフリカはかなり治安が良かったんだなぁと思いました。

 

宿は森の中ですが徒歩5分ちょっとくらいの所には大きなスーパーがあります。

自然豊かなのに、スーパーは近くにあってすごく便利!

スワジランドの通貨、リランゲニを手に入れました。

リランゲニ

リランゲニは南アのランドと同じ価値と決まっていて、ランドも普通に支払いに使えます。

通貨単位はリランゲニなんですが、複数形はエマランゲニなので、お札に書かれている文字はEmalangeniです。ややこしい。ていうか長い名前の単位って覚えられない

飯は自炊・・・。

野菜は南アより微妙に高いような?加工食品とかは南アと同じ価格だったので、スワジランドには関税はかかってないのかな。レソトは確か加工食品は少し高かったような気がしますが。

 

さて、今日は調べものに費やしてしまいましたが、明日は民族が歌って踊るテーマパーク的な所に行ってみたいと思います。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. Tom より:

    ヨハネス気をつけてくださいねー。緊急連絡用に大使館の番号と日本からの進出企業の連絡先はいくつか控えておいたほうがいいですよ。ヨハネスは日本の会社も事務所を出してるところ多いです。赤信号停止危険の話はブラジルの夜の治安で言われてましたねー。

  2. wolt より:

    >>Tomさん
    中南米も要注意な都市多そうですよねー><
    国際的で発展した都市ほど治安が悪くなる、難しいですね。