ケープタウンのテーブルマウンテン縦走チャレンジ!(2018年6月12日)

はろー!

今回はケープタウンのシンボル”テーブルマウンテン”の縦走をして来ました!

まず、ケープタウンを囲む山をご覧下さい。昨日の五稜郭(喜望峰城)からきれいに山が見渡せました。

ブログの画面上だと小さすぎですが、クリックすると画面の幅いっぱいくらいには大きくなります。スマホだと多分ほとんど変わりませんが。

とにかくこんな感じで、ケープタウンはぐるっと山に取り囲まれています

旅行者に人気なのはテーブルマウンテンとライオンズヘッドで、半日かけてどっちかに登って降りるパターンが多いようです。

だがしかし!こうやって眺めていると、トレイルランナー的にはやってみたくなるのが縦走

向かって左のデビルスピークに登って、そのままテーブルマウンテンの右端まで行き、一旦降りてあわよくばライオンズヘッドまで登れそう

思いついたらやってみるしかないですね!だいたい、1つの山を登って降りるって実は嫌いなんです。だって全然進んでないじゃないですか。




朝は8時半に出発。

正面に見えているのがデビルスピークです。

 

デビルスピークの登り口までは市バスで行く事に。ここのバス停から101番バスに乗りました。

 

市バスはあまりにもナチュラルにキレイだったので写真撮り忘れました。デビルスピーク登り口の最寄りのバス停、St Jamesに到着。

 

登山口まで数百メートル歩きます。

 

山沿いに丸いビルが3本。マンション?

 

Chelmsford通りを東に進んで、突き当りから登山開始。時刻は9時過ぎ。

グーグルマップだと点線で登山道が示されています。

最初の方は、緩やかで幅の広い砂利道。

軽装の散歩の人や、マウンテンバイクで登って行く人がいました。

遠くに見えるライオンズヘッド。

 

デビルスピークは断崖絶壁に見えるけど・・・。どうやって登るんだ。

 

たまーに道しるべがあります。

しかし、ほとんどの分かれ道にはありません。気まぐれな道しるべです。

唐突に砂利道が終わって、道なき道になりました(´・ω・`)

後で気づいたんですが、これは完全に道をロストしていたみたいです。道なき道じゃなくて、道じゃありませんでした。

その後も度々道をロストしながらも、徐々に標高が上がってきました。

 

2回ほど、断崖絶壁のど真ん中で道をロストしてどうしようかと思いましたが、どうにか復帰できました。

なんでそう度々ロストするのかと言うと、定められている登山道が唐突に藪に消えたり、ロストする人が多いのか道じゃない藪の中に道らしき踏み跡が続いていたり、ものすごくややこしいのです。あとボクの不注意がちょっと。

こういう、中国の山にありそうなギリギリの道もあります。

 

巨大な岸壁の下に道があったりもします。心臓に悪いです。

 

水場が意外と多くて助かりました。

水は750mlボトルを持っていたのですが、正直水場が無かったら水足りてませんでした。

小さな滝もありました。

 

デビルスピークを目指して歩いていたはずなんですが、どうもあと少しの所でピークに行く分岐を見逃したらしく、気付くと降りて来てしまっていました・・・。

もうテーブルマウンテンが近い。

ピークに行けなかったのは残念でしたが、戻るのはかなり面倒なので「だいたい頂上付近」でOKと言う事で。

 

山の中腹を水平に移動してきて、テーブルマウンテンの登りに差し掛かったところ。

あの真ん中の谷を目指して登って行きます。

どうやらこの登りは「Platteklip Gorge」と言う、テーブルマウンテンで一番メジャーな登山ルートみたいです。ここから急激に人が増えました。まぁ、ここまでが人少な過ぎただけとも言います。

登りはちょいちょい急な所もあって、たまに手を使って登る感じでした。ローカルな話をすると伊吹山の8合目以降くらいのイメージです。

両側が完全に壁なので、「もし岩が落ちて来たら死ぬな」と想像してしまって、ここもあんまり心臓に良くないです。

 

頂上に到着!上は国立公園になっていて、キレイに整備されています。

頂上までケーブルカーが通っているので、急に観光客が多くなります。

実は高さ的な頂上は違う場所にあるんですが、ここが実質頂上みたいなもんだからここで良いのです。

国立公園内はまさにビューポイントだらけ。

あぁぁぁ登った甲斐があるぅぅぅ(*´Д`)

天気も良い感じです。雲が良い仕事してる。

ケーブルカーの頂上駅もここにあります。ちゃんと調べていませんが片道千円とかそんなもんだったかと。

 

売店やカフェ、憩いスペースなどがあります。

!?真ん中の下の方に変な影が・・・!?(´・ω・`)

こいつはケープハイラックスと言う動物らしいです。至る所にいます。

 

何この遠い目は。

 

観光客がガンガン近づいて行くのですが、全然逃げません。

一応野生なんでしょうが、奈良公園のシカ並みの野生具合ですね。

 

さて、時刻はもう14時。序盤のロストと、テーブルマウンテンからの景色が良すぎて時間を取り過ぎてしまいました。ライオンズヘッド行けるかなー?

頂上近くにあったルートマップを眺めていると、小柄なおじいさんが話しかけてきました。

おじいさん「どこに行きたいの?」

ぼく「降りたいの」

おじいさん「こっちの道だよ」

ぼく「そっちから登って来たから、違う道から降りたくて」

おじいさん「それじゃこっちの道からも降りられるよ。手を使わないといけないけど

と、クライミングするようなジェスチャーをするおじいさん。

ぼく「ノープロブレム!ありがとう!」

 

・・・と、「ノープロブレム!」と元気に言ってこの道を降りて来てしまったのが間違いで。

黄色いマーキングがあるんですが、断崖絶壁に向かってマーキングされていたり、崖の下にマーキングされていたりするのです。

なんやねんここ!ほぼフリークライミングみたいなコースなんですけどぉぉぉぉ!(;´Д`)

人の声がするけど姿が見えないなと思って上を見ると、

ホンモノのクライマーがいました。

景色は良いんですが・・・。ちょっと怖すぎるし難易度高すぎるんですが!

 

振り返ると、垂直の2メートルくらいの壁上方にマーキングがあったりします。

下りは怖いけど、登るのも大変そうだ・・・。

時々近くをケーブルカーが通って行きます。

ケーブルカーとほぼ同じルートを通ってる登山道って時点ですでに異常だわ・・・(›´ω`‹ )

どうやら一番の難所を乗り切ったみたいです。降りて来た壁がアレ

どう見ても登山「道」ではない。どうやって降りて来たんだろう。



どうにか無事、ケーブルカーの麓駅に到着。

 

駐車場にあった案内板を見ると、

ボクが下りてきた道は、「デンジャラスなロッククライミングルート」と書かれていました。えぇ、途中からなんとなく察していました。できれば頂上側にも同じ看板を設置してほしかったです。

街もだいぶ近くなって一安心です。

 

車道を降りて行きます。

 

ライオンズヘッドが目の前に見えていますが、時刻はもう16時。18時には暗くなってしまうので、ライオンズヘッドはもうあきらめることに。

 

バス停から見たテーブルマウンテン。

思ったよりハードでした。主に道じゃない道が。

 

と言う事で、今日のルートマップと高低図です。

距離15.25km、累積上昇1,370メートルでした。数値的には全然大したことないな・・・。

序盤のデビルスピークでロストせずに登って、テーブルマウンテンの国立公園で休憩を長くとり過ぎず、ロッククライミングルートなんかを通らなければ、ライオンズヘッドまで行けたんじゃないかなと言う感じ。

朝は夜明けと同時に出発すれば、一番端のシグナルヒルまで行けるかもしれません。

 

今日はスーパーのお惣菜。

奥から、ほうれん草のクリーム煮、クスクスサラダ、牛肉のタマネギソース煮込みです。

肉と野菜うんまぁぁぁ(*´ω`)

と、顔を上げると、テーブルの端に何かがいました

狙ってる視線が怖すぎるよ(;´ω`)

 

さて、明日は喜望峰に行く予定です。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    (´・ω・`)すみません。アフリカマイマイはいないんですか?

  2. y.kujime より:

    あぶねなー、気を付けなはれや!

  3. wolt より:

    >>ログボさん
    そんなに食べたいなら、次見たらクール便で送りますよ…?(´・ω・`)

    >>y.kujimeさん
    めちゃくちゃ気を付けました!w
    下りてる時は生きた心地がしなかったです(›´ω`‹ )

  4. Tom より:

    「水場が多くて助かりました。」って水も山で調達ですか?! ワイルドですねー

  5. wolt より:

    >>Tomさん
    わいるどだろぉ(^ω^三^ω^)
    いえ、ちゃんと味見してから飲んでますよ!

  6. baum より:

    真っ青な空❗️ずっと天気も良くていいですね〜^ ^
    こちらも新居でやっとネット開通!
    大画面で拝見しておりまする。Good photo‼️

  7. wolt より:

    >>baumさん
    実はこの3日間だけ、天気予報で晴れマークだったのです。喜望峰の翌日からはずっと天気悪いです(;´∀`)
    ようやくネットつなげたんですねーw