はろー!
今回は(ようやく)ウィントフック市街地の観光をしました!
まずはナミブ砂漠から帰って来た翌日、6月1日。
実はボク含め、一緒に行ったメンバーは全員これから南アフリカ共和国のケープタウンを目指して南下予定。と言うか、どうも東アフリカ縦断ルートとしてはナミビアを通って来るのがメジャーなルートらしいです。全然知らんかった。道理でナミビアに旅行者が多いわけだ。
他の4人はフットワークが軽いと言うか、決定力があると言うか、もう今日(6月1日)のケープタウン行きのバスに乗ってケープタウンに直行する事を昨日のうちに決めていました。
ボクはと言うと、「ナミビアの鉄道にも乗ってみたいし~、ナミビアのローカル感ある町を見てみたいし~、バスで一気に行くとしんどいし~、もう少し時間かけて行く٩( ‘ω’ )و」と言う事を、やっぱり昨日のうちに決めていました。
なんか、割とみんな「この国はこことここ、その国はこことここ」と、見たいスポットをちゃんと絞って、その間はがっつり長距離移動ってスタイルで東アフリカを縦断して来たみたいです。
ボクはこんなテンポだからちっとも行程が進まないんだな~とようやく理解しました。なんでこんなに遅れるのか、我ながらちょっと不思議だったのです。
で、4人が乗る予定のバスは16時発。みんな宿を15時に出る予定だったので、なんとなくそれに付き合ってボクも宿でずるずるブログ更新したり、合間合間に写真交換したり、寄せ書きノート書いたりしていました。
15時に4人を見送って、その後ご飯作って食べて、この日は終了。久しぶりに1人になった気がします。
翌日6月2日。
まずはウィントフックから南に行く鉄道がどう運行しているのかを調べないといけません。ネットでは路線図は出て来たんですが、時刻表や運行区間などの類は出て来なかったので、直接駅に行って訊いてみる事に。
近代的な大通りを歩いて行きます。
2kmほど歩いて駅に到着。
近代的なウィントフックの街にはちょっと似合わない、レトロな駅舎。個人的には好みです(*´ω`)
周囲には昔の車両が展示されています。
えらく小さい車両です。おもちゃの汽車みたい。
中もちょっとレトロ。特にチケット窓口。
これはこう言う方向性で保存する方針なのかな。
なぜか無料のコンドームが2種類も置かれていました。
安宿ではよく見かけるけど、駅?・・・駅???なぜ駅でコンドーム配るんだ???(´・ω・`)
2017年4月に改訂された運行表を発見しました。
列車の運行は、思ったよりもかなり少なそうです。路線は4つだけみたい。
しかも、どの路線も週に3~4便。一番下に書かれている路線(ケートマンズフープ~カラスバーグ)なんて、Remain the same(従来と変更なし)としか書かれていません。運行表これしか貼ってないのに何言ってるんだ(;^ω^)
駅員さんに訊くと、ウィントフックから南のケートマンズフープ行きは、明日(日曜日)の夜19時にウィントフックを出て、翌朝7時にケートマンズフープへ着くらしい。
グーグルマップを見る限り、ウィントフックからケートマンズフープは400~500kmくらいしか無さそうに見えるので、そこを12時間かけるって事はかなりのんびり鉄道のようです。ナミビアは発展しまくっていると思っていたら、鉄道は取り残されてるみたいです。
料金は、一番高いビジネスクラス・スリーパーが220ナミビアドル(≒1,906円)、市民クラスファースト・スリーパー、セカンド・スリーパーと続いて、一番安いスリーパーが150ナミビアドル(≒1,299円)らしい。
やたら細かくクラス分けされてる割に値段差が無いな…と言う疑問はさておき、チケット購入は明日で良いと言われました。全く人気無いみたいです。まぁバスなら6,7時間程度で行けてしまうと思うので、当然っちゃ当然ですけど。
とりあえず欲しかった情報はゲットできたので、心おきなくウィントフック観光に切替え。まずはナミビア・ナショナル・アート・ギャラリー。
中は一切撮影禁止だったので写真は無し。入館無料でした。
展示は、近年のナミビアの美術家の作品のみでした。時々値札が貼られていたので、欲しかったら買えるみたいです。
なんか小学生の夏休みの課題レベルな作品もありましたが、ボクが好きだったのは油彩で多色刷り版画みたいな絵を描く人。この人の作品だけたくさんあって、アートギャラリーのポスターにもなっていました。
タイトルは無かったんで確証は無いですが、この前スワコプムントで撮影した橋に見えます。
次は、クリーンアップツアーの日に来た教会を再訪。
前回は結婚式準備で中に入れなかったので、中を見に来たのですが、今日は完全に閉まっていました(´・ω・`)ションボリ
次は、これもクリーンアップツアーの日に外観だけ見た、コーヒーマシーン型の博物館に再訪。
が、ここは11時開館でした。現時刻はまだ10時30分(´・ω・`)ハヨアケロヤ
30分待って、入館。ここも入場無料でした。
中の展示は、ナミビアの歴史がメインなんですが、ドイツによる植民地支配時代の写真が、思ったより強烈でした・・・。
ナミビア人の捕虜がドイツ人によって大量に首を吊られている写真とか、17歳の少年の首だけの写真とか。
あんまり構えずに来てしまったので若干ショックでした。なお、第一次世界大戦中の虐殺はいまだに訴訟問題になっているようです。[外部リンク]AFPニュース「ナミビア先住民、ドイツ植民地時代の虐殺めぐり集団訴訟」
その埋め合わせとしてドイツがナミビアに数億ユーロ規模の援助をして来た事なんかも記事に書かれています。いろいろ・・・あるんだなぁ・・・。
でも、西アフリカにフランス人旅行者が多かったのと同様、ナミビアにはドイツ人旅行者が多いです。前にもどこかで書いた気がしますが、いったいどう言う感情で元植民地に旅行しに来てて、ナミビア人はどう思ってるんだろう。
戦争系以外の展示では、古い身分証やパスポートの展示がありました。
右ページ、なんか漢字が書かれてる!と思ったら、昔の中国ビザだそうです。
ボクのパスポートにあるような現代のビザなんかも、いずれは博物館に展示されるような物になるのかなぁ。
博物館を出て、また街をてくてく。
ウィントフックに来てすぐは、近代的な建物に圧倒されるばかりでしたが、落ち着いてよく見ると、こぢんまりしていて暮らしやすそうな規模の街です。
本日最後の目的地、クラフト・マーケットにやって来ました。
要するに露天の土産物市場なんですが、
このクラフトマーケットではヒンバ族に会えるのです。
ヒンバ族と言うのは「世界一美しい裸族」なんて言われている、ナミビア北部に住む民族です。
体の表面には赤土とバターを混ぜた物を塗り、一生の間で入浴することは無いらしいです。(直接聞いたわけじゃないので真偽は知らない)
なお、先程の話と絡めると、ヒンバ族も20世紀初めにドイツ軍に虐殺されて1割しか残らなかったと言われています。
このクラフトマーケットにはヒンバ族さんは2人いて、もう一人の女性の写真も撮らせてもらったのですが、上半身が、特に前面がモロ出しで、どう考えてもグーグルアドセンスの規約違反になるので掲載できません(;^ω^)スンマセン
気になる方は検索してみて下さい。美しいヒンバさん達の画像が出てきます。が、ものの見事に前面がモロ出しなので、職場やご家庭で検索する時は背後の同僚やご家族にご注意下さい。
民族好きな旅行者は、ナミビア北部のヒンバ族の住む地域まで訪問するらしいのですが、ボクはあんまり民族にこだわりは無いので別に良いかなと言う感じ。でもせっかくなので、とりあえずご近所にいるヒンバ族さんに会いに来たのです。
ちなみに、運が良いとウィントフックやスワコプムントのスーパーでも出会えるらしいです。やっぱり上半身はモロ出しで。ボクは一度も会えませんでしたが。
ヒンバ族さん達は、自作のアクセサリーや小物を売っていました。
こういう観光客相手のヒンバ族を、ボクらは「ビジネスヒンバさん」「街ヒンバさん」なんて呼んでいます。
ヒンバさん写真撮影の為に2個購入。1つ40ナミビアドル(≒347円)
左のブレスレットは牛の角で作った物らしい。右のは聞き忘れたけど、牛の革っぽい。
観光を終えて、いつものショッピングセンターへ。
買い物に来るたびに気になっていた、ソフトクリーム屋に来てみました。
ソフトクリームチョコがけ&アーモンドトッピング。22.3ナミビアドル(≒193円)
お手頃価格。安いのは13ナミビアドル(≒113円)くらいからありました。道理でみんなソフトクリーム食ってるわけだ。
チョコレート味のソフトクリームじゃなくて、外側がパリパリのチョコレートコーティングなのです。
お味の方は・・・いまいち?ちょっと薬っぽい臭みがある気が(;^ω^)
さて、明日はウィントフックからケートマンズフープ行きの夜行列車に乗る予定です!ケートマンズフープは滞在するか、それともバスに乗り換えてもう少し進むかは未定。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
>ヒンバ族と言うのは「世界一美しい裸族」
ご家族ですか?(´・ω・`)
>>ログボさん
美しいでしょぉぉぉ\\\└(‘ω’)┘////
前にクレイジージャーニーという番組でヒンバ族とフォトグラファーの特集してましたよ。
赤土の殺菌作用でお風呂入らなくても清潔なようです。体臭はお香で対策してるみたいですよ
>>奈良miuさん
なるほどー、番組で特集があったから日本人にやたら人気なんですね!北の方の町に行くと、日本人向けのヒンバ族村個人ガイドさんがいるんだとか(;^ω^)
街ヒンバさんは、さすがに赤土は塗ってないようでしたが、ハンドクリーム的な感じで少量携帯しているようで、希望すれば試させてもらえるようでしたのでぜひ!←