ナミビアのウィントフックからスワコプムントに移動(2018年5月26日~27日)

はろー!

今回はナミビアのウィントフックからスワコプムントへ移動しました!

あれ?って感じですね。前回までまだウィントフックで観光しそうな感じだったのに。記事飛ばしてるわけじゃないですよ。



今日は朝ランしました。トヨタのディーラー発見。

数日滞在して、日が昇ってから走るのは問題無さそうだと判断。

ただ、朝だとけっこう浮浪者の姿が目立ちます。寝てたり歩いていたり。できるだけ浮浪者は避けるようにラン。

割と軽く1kmあたり5分40秒くらいでさくさくと走っていたら、5kmあたりで浮いていた地面タイルの角に躓いて転倒

転倒そのものは軽くて、よろけて左ひざと手をついただけだったのですが、立ち上がって手を払って、また走ろうとしてびっくり。左膝から下が血まみれ

なんじゃこりゃ!とよくよく地面を見ると、割れたビンの破片がたくさん落ちていました。運悪く破片にこするように脚をついたようです…(ノД;)

歩いて宿に戻るまでに2回声をかけられました。「何があったんだ!?ケンカか!?」「病院はあっちにあるぞ」。ボクが「いったんホテルに戻りたい」と言うと「あとで病院行くんだぞ!」と心配してくれました。

その心配して声をかけてくれたのは、2回とも浮浪者でした。

・・・いつの間にか勝手に偏見を持ってたみたいです。確かに危ない人もいるけど、そりゃ良い人だっているよな・・・。

 

宿に戻って傷を洗って見てみると、浅めに長く切れていて、その割にはパックリ開いている&最初けっこう血が流れたので、異物や破片は入ってなく、水で洗っただけでキレイな傷になりました。

 

しかし血が止まらんな・・・せや!

ウズベキスタンでの捻挫時に買った布テーピング。分厚くて伸縮性が良いので、中央アジアで捻挫した後使っていて、カミーノ最終日の捻挫で使って、今回は除菌ティッシュと合わせて即席の止血に使えました。100円くらいで買ったのに大活躍やん。

 

朝食だけ食べて、ドラッグストアに行って消毒液とガーゼと包帯を買って来ました。全部で53.11ナミビアドル(≒465円)

け、けっこう高かった・・・なぜかガーゼが一番高かった・・・。

よく消毒して、もう一回傷を確認して、消毒液を染み込ませたガーゼをあてて包帯でぐるぐる巻きにして終了。

異物が入ってたり傷が深かったりしたら病院行こうと思ったけど、多分これで大丈夫やろ。

 

歩くのに支障は無いんですが、気持ちも下がってるし今日は安静にする事に。

キルギスで買った長ズボンがあちこち破れていたので、ずっと裁縫をやっていました。

 

夕方、さて明日はどうするかなーと思っていた所で、「便乗待ち別動隊」のモコさんからFacebookでメッセージが来ました。

ちょっと時間をさかのぼると、ボクと同じように待機組だった日本人旅行者3名(1人旅×3)は、今日の朝ウィントフックから300km離れたスワコプムントって言う町に移動して行ったのです。

人が集まるのはウィントフックだけど、各所の見どころに行く際の拠点になるのがスワコプムントなのです。もしかするとそっちで誰か見つかるのでは!?と言う事で、3人はスワコプムントに様子を見に行き、ボクはウィントフックに残り、お互い誰か見つけたら連絡し合う事にしていたのです。その名もミッション・オブ・ザ・ビンジョウ٩( ‘ω’ )و

で、早速そのスワコプムントで乗せてくれる人を見つけた!と言う連絡でした。

どうも話を聞くと、思っていた1週間~10日の長期旅行にはならなそうなんですが、ボク含めた便乗組の行きたい所には行くらしいので、もうそれに乗せてもらおうと決意

と言う事で、早速翌日スワコプムントに移動する事にしたのでした。

 

翌朝は8時45分に出発。ザック2個持って

右奥のは別動隊モコさんのメインザックです。彼女はすぐにウィントフックに戻ってくるつもりだったらしく、メインザックを置いて行っていたので、今日ボクが移動する時に一緒に持ってくるよう頼まれたのです。

ボクのザックからちょこっと見えているピンク色は、彼女のテントやアウトドア用チェアー。彼女の荷物だけで多分10kg以上、ボクの荷物はいつも通りの24kg。少なく見積もっても総重量35kg持って出発です。



モコさんから「インターケープ(バス会社)の10時発のバスでスワコプムントに来れるよ」と聞いていたのでインターケープにやって来たのですが

閉まってるっΣ(‘ω’ノ)ノ

よく見ると、「日曜の営業時間は9時30分から」と書いてあります。とりあえず9時30分まで待機。

9時30分にスタッフらしき女性がやってきて建物は開きましたが、訊くと「スワコプムント行きは月曜から土曜のみで、今日(日曜)は無い」とのこと。ナ、ナンダッテー/(^o^)\

ぼく「他にバス会社は無いの?」

受付「無い。バス会社はうちだけ」

ぼく「他にスワコプムントに行く手段はないの?」

と訊いたところで、他のお客さんがやって来て、横で待つように言われました。

お客さんはぽつぽつと4人ほどやって来たので、結局25分待ちました。後回しにした分、何かがっつり調べてくれるのかなーなんて思っていたら、「maclue」と書かれたメモと電話帳を渡されました。

たぶん旅行会社か何かの名前?なんですが、そんな走り書きのメモと電話帳渡すだけなら先にやってくれたってええやんけ

と、探してみても「maclue」なんて見つかりません。

ぼく「無いよ?」(電話帳を押し返す)

受付「自分で探して」

ぼく「探したけど無いんだって」

受付「そこのソファに座って探して」

立って探しても座って探しても無いもんが出てくるわけないだろ(#^ω^)イライライライラ

受付の態度にイラッとしたので、あきらめてインターケープを出てその辺の人に訊く事に。

今日スワコプムントに行くのをちらっとあきらめかけましたが、今日は自分の身だけじゃなくて人の荷物を預かっているので、もう少しがんばる事にしました。

日曜日に、こんな大きい都市から地方の主要都市に移動したい人がいないワケが無いのです。絶対に移動手段はあるはず。

 

タクシードライバー2人に訊いても、2人とも知らなかったのですが、1人が近くの肉を焼いているおばちゃんに尋ねると、おばちゃんただ一言「ライン・パーク」。ラインパークってなんぞ?

とりあえずタクシーを捕まえて「ライン・パーク」に連れてってもらいました。

地図で言うとここ。ガソリンスタンドの裏手にありました。

なるほど、おなじみの乗合いバス乗り場ね!

インターケープとかそんなハイカラな会社が入ってくる前から走っているであろう乗合いバス。そりゃあるよねぇ。

西アフリカと違うのは、荷物は後ろに引いた荷車に積んでいた事

これなら重い荷物積んでも車がつぶれたりしないし、ヤギを積んでもおしっこが降って来たりしませんね(*´∀`)b

 

客待ち1時間程の後に出発。ひたすら草原と山の景色が続いていました。

また西アフリカと植生が全然違います。陸路で来たらまた変化がおもしろかったんだろな~。

 

車は300kmほど走って、16時頃にスワコプムント到着。

なんか、人が少なくて生活感が無い街だなぁと言うのが第一印象。

夕方だと言うのにぼんやり霧がかかっていて、まだ日があるはずなのに薄暗いです。

こう言っちゃなんだけど、ゴーストタウンみたい。それかサイレントヒル。

 

事前に教えてもらっていた、別動隊が泊まっている宿に行って、無事チェックイン。肝心のモコさんと入れ違ってちょっとごちゃごちゃしましたが、無事に荷物を渡せました。35kgは正直かなりツラかったw

 

さて、明日はレンタカーに便乗させてもらってスケルトンコーストとかに行く予定です。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    日本を出てからのジョギングは、何時も災ってる感じですね(^^;)海外の道路は陥没、障害物、施工不良などなど…普通ですから足元注意!
    一人KYって工場でやってませんでした?
    傷口は暫く目視確認して注意してくださいね(^-^)

  2. wolt より:

    >>baumさん
    驚きの負傷率ですよねw
    路面の状態が意外と悪いってのもあるんですが、それよりも「今どこを走ってるか」「どの道を通るか」「前方に不審者がいないか」「周囲の雰囲気は悪くないか」など、気を付ける事が多すぎて注意が分散してる事の方が大きいですね。見るところ多すぎ^^;
    工場でやってるのは見かけても、自分が作業してたわけじゃないのでやったことはないですね~>>1人KY
    傷口は毎日確認して、化膿とかしそうなら即病院行くつもりです٩( ‘ω’ )و

  3. baum より:

    読者の皆さんへ
    1人KYとは…”1人だけ空気が読めない”という意味ではなく、工場や現場で作業に取り掛かる前に”1人でやる危険予知”の事です。
    即ち今からやる作業にどんな危険が潜んでいるか?を予知して予め対策を考えたり意識させることです。
    危険が沢山あるなら尚更のことですね!1人KY頑張って

  4. 雷震子 より:

    私も数ヶ月前ジョギング中に派手に転んで掌を直視できないぐらいずるずるに擦りむきました。怪我したらものすごいへこみますね。。
    こちらも暑くなってきてなかなか速く走れなくなってきました。いつも旅行中によく走れるな~と思って見てます。
    来週末に初めてトライアスロンに挑戦するので、結果また報告しますね!

  5. wolt より:

    >>雷震子さん
    うわー、そんな事あったんですね(;・∀・)
    ものすごいへこみますよね!あと周囲に訊かれるのがすごく恥ずかしい・・・(*ノωノ)

    夏走るのは大変ですよね~
    あちこちで走りましたが、気候的には日本の夏が一番走りにくいと感じました・・・。

    いよいよトライアスロンデビューなんですね!結果楽しみにしてますヾ(*´∀`)ノ”