コートジボワールのアビジャンで宿探しファイナル(2018年4月29日)

ぼんじゅーる!

今回もコートジボワールのアビジャンで宿探ししました!w

今日もしんどかった・・・(泣)

ここ数日メンタル的に疲れてるせいか、ブログ書く時のBGMがずっと久石譲(実家に持ってるサントラCD3枚分)です。癒しが欲しい癒しが。

 

宿探しの状況ですが、あれこれ地名言ってもイメージわかないと思うので、図で説明すると、今こんな感じ。

最初にいたのが右下のトレッシュビルって地域。

で、昨日はトレッシュビルを諦めて、左岸のヨプゴンって地域の右端で宿探ししていました。

改めてネットで調べると、ヨプゴンの中心部には安宿が集まってそう

 

が、ヨプゴン中心部まで行ってしまうと、ガーナ大使館がだいぶ遠くなるし、昨日バスでヨプゴン中心部に行こうとその辺の人に尋ねたところ、2回は違うバスを教えられて運転手に断られて降ろされて、1回は「バスは無いからタクシー」と言われたので、ヨプゴン中心部までの移動手段がわかりません

 

そこでアビジャンの本土(プラトー)の方を探して見ると、ガーナ大使館から2kmくらいの所に安宿が1軒ありそうでした

今回はJumiaって言う、アフリカの安宿に比較的強いホテル予約サイトで探して言ってるんですが、こういう予約サイトって全然信用ならなくて、行ったら影も形もないとか、表示されている場所が10km以上違うとか、よくある話なんですね。1軒だけを頼りに行くって言うのはけっこうギャンブルなんです。

なので、ボクは1軒2軒情報が間違っていても詰まないように、こういう時はたいていホテルがたくさん集まっている方に行きます。

そう言う、一人作戦会議を朝からあれこれ巡らせた結果、今回はギャンブルに出てみる事にしたのです

 

一人作戦会議しながら食べた朝食。麺とツナのサンドイッチ200CFA(≒40円)。

炭水化物in炭水化物で、なおかつ麺にあんまり味が付いてないので、焼きそばパン以上にちょっと意味が分かりませんが、それなりにおいしいです。

 

今日はプラトー地区の奥に行く事に決め、いざ出発。まずはまたボートでプラトーに向かいます。

 

あのボートのおっちゃん、めっちゃ高らかに歌ってる。ゴキゲンそうw

 

歩道をタクシーが走ってる・・・。

 

そしてガーナ大使館に行った時と同じバスターミナルへ。

人めっちゃ少ないΣ(‘ω’)

日曜日だからってこんなに少なくなるのか。この前ガーナ大使館に行った時も同じくらいの時間帯でしたが、各プラットフォームから溢れかえるくらい人がいたと思うのですが。

奥で待機しているバスもめっちゃ少ない。この前は横一列に並び切らないくらい並んでたのに、どこ行ったんだろ。

誰もいないって事は、休日だから町に買い物に・・・って習慣は無いんですかね。休日はみんな家に引きこもる感じなんでしょうか。

 

ガーナ大使館に行った時と同じバスに乗って、更に北の方で降りました。

なーんか、あんまり何にも無さそうな雰囲気・・・。

ホテル予約サイトに表示されている位置は、ここから更に1kmちょいあります。

 

暑い中歩いて、着いた場所がここ。

何も無さそう。ホテルがあると表示されている場所には幼稚園があります。日曜なので静かです。

近くの人に、この辺にホテルが無いか訊いてみましたが、4人に訊いて4人とも知らないと。いきなりギャンブル負けてんじゃねーか(´゚c_,゚` )

 

仕方ないのでまた1km弱の道を引き返し・・・。途中で別のホテルを見つけて覗いてみましたが、1泊15,000CFA(≒3,017円)もしたのであきらめました。15,000CFAっつーと、ボクのコートジボワールの1日の滞在費用すべてです。

 

ここに来るまで3時間・・・。徒労感をかかえてまたバス待ち。

やっぱり引き返して、ヨプゴン中心部に向かう事に決めました。完全に無駄足だったぜ(›´ω`‹ )

 

バスが40分くらい来なくてまたそれはそれで疲れましたが、次は元のバスターミナルじゃなくて、北部のGare Nordってバスターミナルへ行きました。

ここで乗り替えてヨプゴン中心部に行くバスを探しましたが、やっぱり3人くらいに訊いて「ここからヨプゴン中心部に行くバスは無いからタクシー」と言われました。じゃあヨプゴンに住んでる人達はどうやって市内を移動してるんだ???

後日ガーナ大使館に行かないといけない事を考えると、できれば今日バスルートを確認しておきたかったところなんですが、仕方ない、最終手段タクシー!

 

と思ったら、さっきヨプゴン行きを尋ねた人の1人が、先にタクシーを止めてくれました。

あー、ありがとねー・・・と言うと

「1,000CFA」

あん??????(#^ω^)ピキピキ

50CFAとか100CFAくらい言ってくるなら素直に払ったかもしれんけど、タクシー呼び止めただけで1,000CFAはナメ過ぎてる。無視してタクシーに乗車。

 

タクシーに乗って一安心・・・かと思いきや、高速道路から降りて目的地の近くまで来た所で、タクシードライバーはなぜかホテルの電話番号にこだわる

いや、もうあと3kmくらい地図見てナビするから。ホテルの電話番号載ってないし、泊まるとは限らんし、そもそもそこにあるかも信用してないし。

地図を見ても付近にシンボル的な物や店が見当たらないし、タクシードライバーに地図を見せてもちんぷんかんぷんのようです。

 

「バスターミナルだよ。こっちじゃなくて後ろ!バックバック!」と言っても全然聞く耳持たず、逆方向に走って、なんか業務用のバス置き場みたいな所まで行ってしまいました。確かにバスターミナルとは言ったけど、こっちじゃねぇっつってんじゃん

で、文句を言うと今度は英語を話せる通行人を求めてうろうろ。グーグル翻訳を表示したスマホを渡しても無視。いや、ボクを見てまず「グーグル翻訳使え」って言ったのあなただよね?

 

10分ほどで英語を話せる人(?)が見つかったんですが、結局タクシードライバーは「ホテルの電話番号を教えないお前が悪い」「早くホテルの電話番号を教えろ」程度しか言ってなかったみたいです。お前の文句言わす為だけにうろうろしてたのかよ

ようやく、この後はおとなしくボクの指示に従って走るようになりましたが、目的地にピンを差した地図を一緒に見ながら指示してるのに、

ドライバー「ここで右か?」

ぼく「まっすぐ。」

ドライバー「ここで右か?」

ぼく「次で左だよ・・・。」

進行方向と違う方向を向いている地図が読めない人みたいです。多分スマホ持たせたら、ぐるぐるスマホひっくり返すんだろうな。タクシーのドライバー向いてないと思うよあなた。

 

最初3,000CFA(≒603円)で行ってくれる約束で乗ったんですが、到着すると、やっぱり予想通り3,000CFAじゃダメだと言い出しました。

まぁ9割方ドライバーのせいにしろ、事実時間はかなりかかっているし、ボクが明確なランドマークを指示できなかったのはちょっと悪いので、5,000CFAまでは出しても良いかなと思っていました。

ぼく「じゃいくら?」

ドライバー「8,000CFA(≒1,609円)」

ぼく「キミ、余分に走った距離知ってる?たった4kmだぜ?」※普通にまっすぐ来たら10kmくらい

ドライバー「7,000CFA!」

昨日のホテルといい、今日のタクシードライバーといい、「時間あたり」とか「距離あたり」って概念は無いんですか?

ドライバーはめっちゃ喚いていて、その場にいた他のタクシードライバーが失笑していましたが、5,000CFA札押し付けてさっさと歩き去りました。

 

さて、ここから目星を付けている宿までは500メートルくらいのはず。また通行者に尋ねながら行くと、今度はサイトに表示されている通りの「Hotel Lotus」がちゃんと通じて、「あっちだよー」と教えてくれます。

あぁ良かった、ようやく落ち着ける!と、人に訊きながら歩いて行きます。

「まっすぐだよー」

・・・

「まっすぐで右だよー」

・・・・・・

「まっすぐだよー」

・・・・・・・・・・

「ここを左で右だよー」

いや、あの、遠くないっすか?(;^ω^)

地図上の目的地はとっくに過ぎ去っています。

「まっすぐだよー」

・・・

「いや、Hotel Lotusは歩いて行けないよ、タクシーじゃないと」

ほぁぁぁぁぁ/(^o^)\なんでやねんんんんんんウァァァァァァァァァ/(^o^)\ドコドコドコドコ

ちょっと発狂直前で取り乱しかけました。既に地図上の位置からは1.5kmも過ぎています。

 

この、Hotel Lotusは歩いて行けないって言った人は少し英語が話せて、本人は長期休暇中のポリスだと言っています。こういう時の自称ポリスって全く信用できないのが常なんですが、結果的に良い人だったので、まぁポリスって事にしておきます。

ポリスは、最初はずっと「Hotel Lotus」にこだわって、しきりにタクシーを呼ぼうとしていて、ボクが「この辺で安い宿があるならHotel Lotusじゃなくても良い」と言ってるのがなかなか伝わらなくて苦労しましたが、ようやく理解してもらった途端

ポリス「ホテルね!そことそこにあるよ!

なんとすぐ目の前、20メートルほど先。ホテルの20メートル手前でこんなに苦労して伝えようとしてたんかい・・・orz

まぁ、看板は出ていなかったので、教えてもらわないとわかりませんでしたが。

 

「どっちがいい?」と訊かれたので、迷わず「安い方!」と答えると、近い方の宿に案内されました。1泊8,000CFA(≒1,609円)でした。

本当は5,000CFA(≒1,006円)前後の宿を探していたんですが、実はもう16時なんです。朝出たのが10時なので、もう6時間も宿探ししてるんです。正直もう疲労困憊。

部屋を見せてもらうと、たぶんコートジボワールに来てから1番と言って良いくらいキレイ。窓は小さいけど風通しは良さそうだし、もうここにする!!!

5泊で35,000CFA(≒7,040円)にしてくれるなら、5泊するんだけど。と言うと、快くOKしてくれました。うんうん、そうだよなぁ連泊の値引きはWin-Winだわなぁ。

 

ポリスはまだいて、「お腹空いたー」と言うと、近くの飯屋を教えてくれました。アチェケ。

ポリスは飯屋のおばちゃんと話していて、「えっ」っと驚いた感じでボクに「アチェケ全部で1,150CFA(≒231円)って言ってるんだけど」と言って来ました。何それたっけぇwww

ポリスは困惑しながら「たいていアチェケそのものが150CFAくらいで、魚が1尾で200か300CFAなんだけど、魚1尾500CFAだって」と言っています。

ポリスはもう一度おばちゃんに確認に行きましたが、やっぱり変わらなかったようです。

ポリス「うーん、たいてい、男性が作るアチェケは安くて、女性が作るアチェケは高いから

何それ初耳wwwwww

ツイッターでは最近「日本の女性の地位向上!セクハラ禁止!」ってのがめちゃ叫ばれていますが、コートジボワールの、少なくともアチェケ界では、日本とは逆の格差社会になっているようです。アチェケ屋の男性諸君は、格差是正を求めて声を上げても良いんじゃないかな。

あと、ポリスが「マン・アチェケ」「ウーマン・アチェケ」って表現したのがちょっとウケました。

休暇中のポリスをこれ以上困らせるのも申し訳ないので、「マン・アチェケ」「ウーマン・アチェケ」で納得する事にしました

今まで、アチェケの値段と、作り手の性別の関連性を考えた事が無かったなぁ。ちょっと気にして見とこうw

あ、魚はすごく肉厚で、500CFAかどうかはさておき、確かにいつもの魚よりも食べごたえがあっておいしかったです。

 

と言う事で、ようやく落ち着きました。アビジャンに着いて5泊目。長かった・・・(›´ω`‹ )

ガーナ大使館への行き方わからんけど・・・またガーナ大使館行く日に考えよう・・・。

さて、明日は思う存分引きこもります!ていうか数日引きこもると思います!アップしたいレポート記事たくさんありますし。

では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    久しぶりに登場してみたら、まだアフリカ大陸の中ほどをウロウロしてるんですねー⁈
    石炭運ぶ貨物列車に転げ込んだ辺りからワープしたので少し事情が飲み込めていませんが…地図を読む能力は日本人特有のものだと思います^ ^
    まぁイライラせずに頑張ってください!

  2. wolt より:

    >>baumさん
    アフリカ、多分まだあと3ヶ月はうろうろしてると思いますよー。慣れて来ると楽しくなってきました^^
    アイアントレインからだとだいぶ飛んでますね・・・。

    これまでのあらすじ
    セネガル:カメラのレンズをAmazonで注文して1ヶ月足止め
    ギニア:水と電気が満足に使えなくて困る
    コートジボワール:水と電気が24時間使えて狂喜乱舞。現在ガーナビザの取得待ち

  3. Tom より:

    アビジャン宿探し大変ですね。お疲れ様!あの宿探しの賭けは僕も多分そっちに賭けますね、その状況では。希望的にもそっちにホテルあってほしいって思いますもん。こういう時でもインターネット情報は頼りにならんですかー?

  4. wolt より:

    >>Tomさん
    そっちにホテルがあってほしい・・・ってやっぱり思いますよね><
    無かった時の失望感が割と大きかったですw
    なんとなく、こういう時(宿探しに苦労している時)が特にインターネット情報が頼りにならない気がします・・・。そんなに焦っても必死でもない時はむしろ正しかったり。

    以前(2~4年前)アビジャンに来た事のある旅行者たちは、あっさりトレッシュビルで4,000CFA前後の宿にありつけてるので、なんで自分がこんなに苦労したのかわからんです^^;

    • Tom より:

      以前が数年前とは古い情報しかないんですね。。。アチェケもふっかけられるし難しい場所なんですな、アビジャンは。こういうときは頑張り過ぎずコスト的には多少妥協して安全優先で過ごしてくださいね。

      • wolt より:

        西アフリカは旅行者少ないですからね・・・><
        紛争・テロ地帯を除き、こんなに広範囲で旅行者が少ない地域は西アフリカが世界で一番じゃないかと思えるくらいです。
        安全に無理せず過ごしまする!