あっさらーむあらいくむ!
今回はギニアのラベからマムーに移動しました!
こんな感じ。距離は160kmくらいと思う。
ギニアの移動はしんどい事を悟ったので、ちまちま進む事にしました。向かう先はコートジボワール。特に観光らしい観光はせず、毎日ちょっと移動&町歩きでギニアを楽しみたいと思います。と言うかギニアはそれだけで十分楽しい国な気がします。
朝は8時45分くらいに宿を出て、9時くらいにセットプラス乗り場に到着。
奥に見える赤い花をつけた木がよく目立つ。
ラベのセットプラス乗り場は、地図で言うとこのあたり。ガソリンスタンドの裏手にあたります。
マムーまでは45,000ギニアフラン+荷物10,000ギニアフラン=55,000ギニアフラン(≒655円)でした。客が集まるのを待って、9時45分に出発。
車内はやっぱり前から3人・4人・3人の布陣で、それはまぁ予想はしてたのですが、今日は更にお子様が4人乗っていらっしゃいました。見た感じ全員1歳~4歳くらいでしょうか。普通乗用車に大人10人+子供4人ですよ。いったい何に挑戦してるんだギニア人は。
それでもまぁ、やっぱりありがたいのは気温と景色。
緑と起伏が多いので、風はひんやりしているし、景色も飽きません。砂漠地帯を抜けたご褒美みたいなもんです。セネガルはまだ荒野だらけでしたが、国境を越えただけでこんなに違ってびっくりです。景色だけならマレーシアを思い出します。
3時間半くらいでマムーに到着。
ボク的には景色は飽きなかったんですが、出発2時間を超えたあたりからお子様がたが飽き始めたようで、おかあさまの膝の上でぐにぐに動いてボクの腕や足を蹴りまくるわ、後ろの席からは頭や肩を叩かれるわで、ちょっといろいろな面で3時間半が限界でした。限界が来る前に着いて良かったです。
乗車中はしんどかったですが、降りてから嬉しい事が。ちょっと英語喋れる乗客の1人(裕福そうなマダム)が、ボクがこれからホテル探しする事をセットプラスのドライバーに伝えてくれていて、更にドライバーはボクを降ろしたガソリンスタンドの店員さんにその事を話してくれて、するとガソリンスタンドの店員さんはボクを近くのホテルに案内してくれました。
なんて親切な伝言ゲーム(>人<)
と言う事で、毎日けっこう苦労している宿探しを、今日はやらずに済んだのでした。
宿は長屋みたいな感じ。1泊100,000ギニアフラン(≒1,191円)
室内は広め。
ギニアの宿はインド並かそれよりもボロイけど、基本的に面積が広めなのがありがたいです。これでもう少し安ければ言う事無いんですけど。
宿探しが無かったぶん体力はバッチリ残っているので、すぐにお散歩。
マムーは、地図上はそんなに大きく表示されていませんでしたが、けっこう栄えていて近代的(ギニア比)です。
まぁ、北のセネガルからの道と、西の首都(コナクリ)からの道、更に東のコートジボワールからの道が合流する町でもあるので、栄えて当然かもしれません。
沿道にはずらっと個人商店などが並び・・・
と、商店の切れ目から側面を見ると、なんと商店はトラックのコンテナを利用して空中に建てられており、よく見るとほっそい木の柱で支えられていました。
いや・・・これ大丈夫なんかな・・・。なんだか精神が不安定になる造りです(;^ω^)
自動車整備工場の前には、廃部品が文字通り山積みになっています。
これはいつか回収してもらえる目途はあるんだろうか・・・?
おっかなびっくり山積みの廃品を眺めていると、周辺の青年たちにめちゃ声をかけられました。
んー、アフリカに入ってからこっち、ギニアの人が一番印象良いです。豊かな緑は人柄に影響するんじゃないだろか。
バイク・バイタクがめちゃ多くて東南アジアを思い出します。
町のバイタクは許可制らしく、ラベでもマムーでも、バイタクドライバーは町名と許可番号が入ったジャケットを着ているのが好印象。バイタクの管理は、東南アジアだとバンコクとか一部でしか実施されてなかったんじゃないかな。旅行者的にはやっぱり分かりやすい方がありがたい。
しかしギニア入りしてからいまいちなのが飯!今日はタンパク質が欲しい・・・と思いながらうろうろしていると、道端のパラソルの下でうまそうな物を発見!
上に乗っているのは、生のトマトとタマネギ、魚の干物を焼いて細かく裂いたもの、そしてマヨネーズ。下に敷かれているのは米かと思いきや、よく見るとなんだかクスクスに似てる。とにかくいただきます!
これはうまーーーーい٩(*´꒳`*)۶
クスクスっぽいものは、食べてもやっぱり謎。風味は確かに小麦粉なんですが、かなり茶色っぽくて、少し繊維質でねちっとした食感。食感だけなら玄米です。玄米もクスクスも大好きなのでこれだけでも既においしい。
で、トマトもタマネギもすごくフレッシュ!気温は間違いなく30℃を超えてるので生野菜は不安でしたが、野菜はちゃんと冷たくて新鮮。
内陸国なのに魚は普通にうまいし、量が多いのが嬉しい。あぁあとマヨネーズもよく合う。
・・・これは日本でも夏に真似したいかもしれないw
玄米を炊いて少し冷まして、生野菜、魚のほぐし身、あとマヨネーズにお好みでポン酢とかおろしショウガとかかけたら・・・夏でもおいしく食べられそうな気がする。魚焼くのが面倒だったら缶詰とかでも良いよね。
そしてこの最高にうまいご飯は5,000ギニアフラン(≒60円)でした。もう罪悪感を感じるレベル。このメニュー、日本なら300円でも繁盛しまっせ。
ヨーグルト4,000ギニアフラン(≒48円)とエナジードリンク7,000ギニアフラン(≒83円)を買って宿でのんびり。
この、何のラベルも付いてないヨーグルト、クンダラでもラベでも見かけました。どこから流通してるんだろう。サイズは小さめですが濃厚でおいしい。
さて、今日のバスルームは今までより少しマシです。こんなんですけど。
設備としてシャワーは付いてるんですが、やっぱり水は出ません。
宿のスタッフが、フレッシュな井戸水をバケツに汲んで持って来てくれました。※けっこう使ってから撮ったので減ってるけど、最初はいっぱいあった
繰り返しますがフレッシュな井戸水です。キレイだけどめっちゃ冷たい。
結局、髪はまぁ洗えたものの、身体は1回流して「もう無理」ってなりました。
あの、インド及び各国のホットじゃないシャワーに今まで文句言ってすみませんでした。気温と同じ水温のそれなりにキレイな水が、シャワーと言う文明的な設備から出て来るだけで幸せだったんだなと思いました。
なお、ここのトイレはかなり近代的でタンクも便座もあります(ラベとクンダラの宿には無かった)が、やっぱり水は流れないので、やっぱり井戸水で流します。
あとどうもマムーは日中停電なようです。せっかくSIMカードがあっても、充電できないと怖くてスマホゲームなんてできません。ヒマなのでひたすらスペイン語の勉強をしていました。
夕方、買出しに出かけようとすると、宿の敷地内に成っている果物を、誰かが棒でつついて落としていました。
下校中の大学生とかに見えるんだけど・・・。5つほど落として持って帰っていました。
宿の庭には、多種多様なトカゲがいました。けっこう大きくて、20cmは超えてると思います。
どのトカゲもすぐ逃げてしまうのでなかなか撮れなかったんですが、辛うじて1匹だけ撮れました。
買って来たのは明日の朝食用のバゲット(ハーフ)1,500ギニアフラン(≒18円)と
マッチ。500ギニアフラン(≒6円)。
蚊取り線香を使うようになったので、マッチが必要なのです。
買ったのは右のマッチ。「メイド・イン・スウェーデン」と書いてるんだけど、本当だろうか。スウェーデンのマッチなんて絶対6円じゃ買えない気がするんですけど。左のマッチは、モーリタニアで拾ったやつ。
18時半くらいには電気が復旧したんですが、部屋の照明が点きません。
仕方ないので、シャワールームの照明を点けると、間接照明みたいなオシャレな照明になりました。
うん、まぁこれでいいや。
こんな感じで、ギニアは移動して生活しているだけで、なんだか楽しいです。ので、このままコートジボワールに向けて移動を続けようと思います。マムーから西に行くとギニアの首都コナクリがあるんですが、遠回りになるし、用事も無いのでパスします。
明日はまた150kmほど移動してダボラって町まで行こうと思います。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
>道端のパラソルの下でうまそうな物
ぐぐったらケケというやつかも?
>ttps://ameblo.jp/patisserie-ren/entry-12180031997.html
これは結構旨そう。
>>ログボさん
それっぽい~
キャッサバなんですね!
これ以降も食べたくて探してるんですが、なかなか出会えません。ギニア出る前にまた食べたいです。
それっぽい情報。
ttps://www.tadaku.com/menus/4241
ttps://twitter.com/konkoina/status/544838367314075649
ttps://blog.goo.ne.jp/cafe_pino/e/a68f0c80d4f7ada009065843315536d7
2日前のがキャッサバの葉っぱソース(他の植物のも使うみたいだけど)、
この日のがキャッサバの粉を蒸したもの、かな。
久しぶりに炸裂してるΣ(‘ω’ノ)ノ
キャッサバも炸裂してるwキャッサバばっかりとかいきなりアフリカっぽくなったなぁ~