バンブーンでマングローブ探検とのんびり(2018年3月23日)

あっさらーむあらいくむ!

今回はバンブーンでアクティビティを楽しみました!

 

朝起きるとなんだか曇り空。

セネガルに来て青空が見えない日は初めてかもしれない。

そう言えば朝飯は何時だろう、と思いながら7時半に食堂に行くと、既に用意されていました。

長いバゲット丸々1本分とはまた豪快なΣ(‘ω’ノ)ノ

ジャムは・・・ラベルの写真的にはバオバブの実のジャムなのかな。

若干アプリコットに近いような、でもすごくまったりとしたジャム。果物嫌いのボクですが、このジャムは嫌いではない。

あるもの全部てんこ盛り塗ってみました。

しかし塩モノが欲しいな・・・。

 

食べ終わって、まずはマングローブウォーキングをお願いしました。

準備は何もなし。サンダルと短パンでGO。

ガイドさんにくっついて、浅瀬のマングローブの林の中をひたすら歩きます。

この辺には3種類のマングローブが生えているらしく、いちいち教えてくれるのですが、全く見分けがつきませんでした。けっこう説明してくれるんですが、ほとんどフランス語なのでわかりませんし。唯一英語で言ってくれたのが「ビッグ・マングローブは塩が好き」で、葉っぱの裏に塩がびっしり付いているので、それだけ分かるようになりました。

よく見ると、根っこに貝がびっしりくっついています。

ここら辺の川は全部海と繋がっているらしく塩水なので、貝も住んでるんですね。

マングローブにくっついている、この黒くてモコモコした物体は天然のスポンジらしい。

触ると確かに水を吸っていてもそもそぶよぶよしています。

砂を掘ると

やっぱり貝がいっぱい。

潮干狩りできそうですね?食べるにはちょっと泥臭そうだけども。

あと魚もたくさん泳いでるんですが、アマゴやヤマメみたいな模様でした。塩水なのに渓流にいる魚みたいなのが住んでる不思議。

 

インコみたいな鳥がいました。

もちろん野鳥なんだよなぁ。ペットショップでしか見た事無いような鳥が、野生で飛んでいるのがすごく変な感じです。

バオバブの実の殻が落ちていました。

中身は鳥や虫に食べられたのか空っぽで、外側は乾燥して固くなっています。

これはバオバブの実としてはけっこう大きい方らしくて、ガイドさんが嬉しそうに持ち帰っていました。

大きいバオバブの実見つけたら嬉しいのか・・・と思いましたが、多分日本人が巨大なまつぼっくり見つけたのと同じ感覚なんだろうなと思って納得しました。うん、でっかいまつぼっくり見つけたら持って帰る気がする。

あれはまだ小さいバオバブの木。

 

動物にはほとんど会えませんでしたが、腿まで水に浸かるようなマングローブの中をざばざば歩くのは、なかなか楽しかったです。

 

宿の敷地内に戻って来て、次はカヤック乗りたいなーと言うと、また後でと言われて取り残されたので、ひたすらだらだら。

 

昼近くなると、白人黒人混成の団体客が20人ほどやって来ました。

昼飯は確か宿泊と別料金だったので頼んでなかったんですが、団体客のついでみたいな感じで、当然のように昼飯を出されてしまいました。チェブ・ジェン

!!野菜がのってる(人´∀`)

チェブ・ジェンはチャーハンの上に魚がのってる食べ物。けっこう味も油も濃いめのがっつり飯。魚の味付けが良かったです。

 

デザートも出て来ました。

バナナとパイナップル。どっちもそんなに好きじゃないけど食べれる果物。

ホテルの人が、団体客の相手と跡片付けがひと段落したタイミングを狙って「カヤック乗りたい」と再度言ってみたのですが、昼寝の後でね!と言われてしまいました。なるほど、一仕事した後は必ずお昼寝が入るんだな。

 

1時間半くらい待ちましたが、周りに鳥がたくさん来るので、意外と退屈はしません。

 

いやん(/ω\)

気がのらなかったようで、一瞬で振り落とされてましたw

 

夕方16時半、ようやくカヤックが登場。

 

またマングローブの林の中ですが、今度は深い水の中を行きます。

 

ヤマセミ(日本の渓流にいる鳥)の仲間みたいな鳥がいました。

 

ペリカンも見れました。

 

けっこう水位が低いので、たまに川底に乗り上げたりして、降りてズルズル押して進んだりしながら、1時間ほどカヤックに揺られていました。これと言ったイベントは無かったですが、涼しくてのんびりできました。

 

夕方は少し川で泳ぎました。泳ぐとやっぱりけっこう塩水。海と同じくらいあるんでは・・・?

今日は曇ってるので夕日はまったく見れませんでした。

ずーっと薄ぼんやりと曇っていましたが、昨日ほど暑くならなかったのは良かったです。

 

シャワーを浴びて、椅子に座ってのんびりしていると、お茶に誘われました。

ホテルの敷地内の端に家が5,6軒建っていて、そこに人が住んでいるのです。あきらかにホテルの従業員な人達が4人ほど出入りしているんですが、それ以外はよくわからないおっちゃんがのんびりしています。単に村の住人なのか、彼らも一応従業員なのか、いまいちよくわかりません。

お茶を入れている様を観察していると、けっこう分量に正確な人みたいで、水の量なんかもグラスで何杯分とか計って、急須みたいなヤカンに入れています。

しかしビビったのが砂糖の量。大瓶に入った砂糖をこれまた一旦グラスに入れて計り取るんですが、なんとグラスにすり切り1杯分の砂糖を用意しました。

まさかそれ全部入れるんじゃないよな・・・?(;・`Д・´)と半ば祈りながら観察していましたが、まことに残念ながらグラス一杯の砂糖を全部ヤカンに投入してしまいました。ティースプーン何杯とか、角砂糖いくつどころの騒ぎじゃありません。

アイシールド21ってマンガのこのシーンを思い出しました。

 

最終的に、お茶は4杯分でした。4杯のお茶にグラス1杯の砂糖が・・・いやあんまり考えない方が良さそうです。

お茶はかなり渋くて濃くて、それでいて渋さに負けないくらい強烈に甘い、なんだかパワフルなお茶でした。結果的に、同じ手順で作ったお茶を2杯ごちそうになったので、ボクはこのティータイムだけでグラス半分の砂糖を摂取した事になります。一体おいくらグラムになるんでしょうか。なんて恐ろしい。

 

晩飯はまずサラダ。一応コールスローサラダなのかな。

コーンと細かく切ったキャベツとニンジンのマヨネーズ和え。野菜は嬉しいんですが、常温のサラダはなんだか微妙な感じがしてしまいます。

メインはクスクスのお魚のせ

クスクス

かかっているソースはヤッサみたいです。タマネギたっぷり。

ソースと魚はあんまりコショウっぽくも辛くも無い、ちょうど良いお味。クスクスは小麦粉の風味がいまいち無い感じだけど、しっとりしていて食べやすい。

食後のデザートはまた、けっこうな勢いで黒くなってるバナナ。

中身は案外普通でちゃんと食べられました。

 

食後にシェフのドミニクと会話。ドミニクは任期半年の契約でここに来て、今3ヶ月だけど、この3ヶ月で日本人は初めて見たらしい。

あと、ドミニクはここはあんまり好きではないようで、「パーティも音楽も無い。早く出たい」と言っていました。若者が田舎暮らしを嫌うのは、どこの国でも共通なんだなぁ。任期満了まであと3ヶ月、がんばれ(;´∀`)

 

クール・バンブーンはすごくのんびりした良い所でした。何もない自然の中で食べて、遊んで、お茶して、昼寝して、食べて、昼寝して、遊んで、遊んで、お茶して、食べて・・・みたいな。仕事で心を病んでる人を連れて来たら、最短期間で治りそうな気すらします。

 

最初は3泊しようと思ってたんですが、2泊で既に思いっきりヒマを満喫したので、やっぱりもうダカールに帰ろうと思います!と言う事で明日はまたダカールに移動。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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