ピンクの湖!?ラック・ローズに行って来た(2018年3月12日)

あっさらーむあらいくむ!

今回はダカール郊外の赤い湖『ラック・ローズ』に行って来ました!

 

本日のカメラのレンズの配送状況はこんな感じ。

3月12日はスクショ撮るのを忘れたので、リアルタイムの本日(3月13日)ですけど。さて3月16日までに来るんだろーか。

 

昨夜遅くまで、宿泊者のハナさんとオーナーの山田さんと雑談していたので、朝起きたら9時過ぎ。

ハナさんも10時前くらいに起きて来て、一緒に『ラック・ローズ』に行く事になりました。

“バラ色の湖”ラック・ローズとは

ラック・ローズ(Lac Rose)はフランス語で、直訳すると“バラ色の湖”。なんと湖面がピンク色をしていると言う事で有名な湖なのです。

ラック・ローズはかなり濃度の高い塩湖で、その濃度は高い所では海水の10倍、季節によっては死海よりも塩分濃度が高くなるらしいです。

ピンク色に見えるのは、塩分を好む特殊な藻が湖の水面近くに繁殖しているからだそう。

藻の状態や気候に大きく影響されるため、毎日ピンクに見えるわけではなく、日によっては普通の湖の日もあったりするらしい。

ダカールからバスを乗り継いで日帰りで行けるので、旅行者の人気スポットになっています。

 

実はダカールに到着した頃から行こう行こうと思っていたのですが、なんとなくずるずると今まで先延ばしにしていました。で、昨日ハナさんに誘われてようやく今日行く事にしたのでした。

 

まず、泊っているシェ・山田から少し歩いたバスターミナルから、61番バスに乗車。バスターミナルはここ。

ワッカムまで歩いて行くともっといろんなバスがありますが、61番で十分良いと思います。近いし。

 

たいした距離じゃないのですが、1時間ほど乗って乗り継ぎ場所、ポスト・チャーロイ(Poste Thiaroye)に到着。

ポスト・チャーロイはバスターミナルではなく単に「チャーロイ地区の郵便局」なんですが、その郵便局周りの路上がバスターミナルのようになってしまっているので、「ポスト・チャーロイ」と言ったらここで降りれます。ここまで300CFA(≒61円)。

ボクがカメラを構えると、画面左側に女の子が入りに来ました

かわいい(*´ω`)

西アフリカは写真嫌がる人が多いので、ちょっとびっくりしました。改めて「撮って良い?」と訊くと、ものすごく照れて断られてしまいました。それもまたかわいかったけど(*´ω`)

歩道橋が跳ね橋になってるのがカッコイイ!

けど、昼日中にこれじゃぁ歩道橋の意味が無いし、それに反対車線側は跳ね上げられる構造に見えないので、この歩道橋にぶつかるほど車高が高い車は、この道からダカール外に出る事は出来るけど、入って来られないと言う事になります。謎い。

 

既に1回ラック・ローズに行った事があるハナさんによると、ラック・ローズ周辺には安い飲食店が無いとの事で、ここでサンドイッチを食べました。豆のサンドイッチ

豆のサンドイッチ

めちゃくちゃ甘いカフェオレと合わせて250CFA(≒50円)でした。豆じゃなくて焼いた卵を挟んでもらったハナさんのサンドイッチは、カフェオレと合わせて400CFA(≒81円)でした。どっちも安いけど、豆が異様に安いな・・・。

 

ラック・ローズ行きの73番バスは、ちょっと分かりにくい場所から出ていました。

本数はそこそこ出ていたようです。ラック・ローズまでで400CFA(≒81円)。

距離的には30kmも無いくらいのはずなんですが、道が混んでるのと、道がどんどんガタガタになってって、結局1時間半もかかりました。

 

ラック・ローズ到着!

めっちゃ普通の色やんか(; ̄ω ̄)そ

湖面に建物が映るのは綺麗だけども。

 

ピンク色に見える日は滅多に無いとは聞いていましたが、ここまで色が無いとは・・・と思いながら近づいて行くと、

なんかめっちゃ赤くなったんですけど。赤と言うか、赤さび色と言うか。

相変わらず、遠くを見ると全然普通の色をしています。

近づくと色が変わるのがすげー不思議!ヾ(*´∀`)ノ”ちなみに、湖岸にある白い山は乾燥中の塩だそうです。

湖岸には、見た事が無い鳥がたくさんいました。

大きさや体つきは、ワシやタカのように逞しくてカッコイイのですが、なんだか頭がポソッとしていてすごくアンバランスです。猛禽類にしては群れるのが好きみたいだし、何の仲間なのかすらよくわからない鳥でした。

 

ボートに乗ってみました。1人1,000CFA(≒202円)。

ボートに乗ると、赤味がいっそう増して見えます。

 

遠くの方に、白い山を積んだ船がたくさん見えます。

ハナさん「ボートに載せてるの、塩の山かな?」

ぼく「塩って、塩水を乾燥させて初めて出て来るもんじゃないの?」

ハナさん「あ、そういえば。じゃ何をボートに積んでるんだろ?」

なんて会話をしていたのですが、宿に戻ってから山田さんに訊いたところ、ボートに載せているのは本当に塩の山だそうです。なんでも、ラック・ローズでは湖の底がもう塩なので、シャベルですくって塩がとれるんだとか。

シャベルでざっくざっく船に積んで、岸に置いとけば勝手に塩になるとか・・・。海水からがんばってる日本の製塩関係者泣いちゃうよ・・・(‘ω’;)

 

ボートは10分~15分程度で終了。途中でハナさんは湖に入ってぷかぷか浮いていました。ボクは洗濯のサイクルミスったせいで、今着てるのを濡らすと着替えが無いのでパス。昔死海でぷかぷかしたし・・・!

なお、手をつけただけで乾き次第手が塩まみれになりました。ベタベタする(´・ω・`)

 

あの有名な自動車レース『パリ・ダカールラリー』のゴール地点がこの付近にあったらしく、そのリスペクトなんだかバギーカーみたいなのが走り回っています。よく知らんけど。

ちなみに、パリ・ダカールラリーはテロの影響で2009年以降は南米で開催されているらしいです。ちょっと前に人に教えてもらうまで知りませんでした。

 

この後は少し歩いて海まで行きました。

・・・海の写真撮り忘れました(;´Д`)

すぐそこだと思ったら、何気に片道30分もかかりました。暑ぅい(›´ω`‹ )

 

帰りは夕方だったので、渋滞がひどかったのと、乗り継ぎのバス停がわからなくて4時間弱かかりました

宿に着いたのは夜の21時。疲れたのでブログも書かず、食事も面倒だったのでスナック菓子とヨーグルト食べて寝ました。

 

さて、そろそろカメラのレンズが気になる頃ですが、まだ到着していません。とりあえず明日はのんびりして、明後日はコートジボワールビザを受取りに行きます。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    (´・ω・`)ソンだけ塩取れて何故食事の塩分濃度が低い?

  2. wolt より:

    >>ログボさん
    宿のオーナーの話によると、ラックローズが塩湖になったのはここ100年以内くらいの話らしいです。塩がどこからどうやってやって来たのか、誰にもわからないんだとか・・・

    製塩するようになったのも比較的新しい話なので、まだ元々の食文化に影響を与えてないのかと思います。

  3. baum より:

    もしかしてあの鳥さん達は、ハゲタカとかハゲワシじゃないの?
    毛の生え替わるひつじさんも連想出来るし、タレ目のヤーさんみたいですね^ ^
    開閉式歩道橋は、あのな細い上弦材2本でもつんだろうか?人だけとはいえ怖いネ❗️

  4. wolt より:

    >>baumさん
    ハゲタカなんですかね~!けっこう顔がかわいいw
    歩き方もヒョコヒョコ不器用そうで、見てて飽きない鳥さんでした。