あっさらーむあらいくむ!
今回はセネガルの世界遺産、ゴレ島に行って来ました!
さて、せっかくダカールに来たのに、昨日はいつものやつをやるの忘れていました。
黄金航路―ダカール
著作権元:株式会社アピリッツ出典:「黄金航路」「蒼海の武装商船」
ゴレ島の日にこれをやるのは複雑だな・・・(;^ω^)
黄金航路ではダカールはダイヤの交易が出来る重要港で、常にフランスが確保してたんですよね。※ゲームの話です
サービス終了直前はずっとイギリスとフランスが領土争いしてたんじゃないかなぁ。※ゲームの話で・・・
・・・なんか史実と近いなw黄金航路は歴史好きも多かったんで、こだわってる人がいたのかなー。
現在―ダカール(ゴレ島)
ゴレ島とダカールは違うんですが、ゴレ島でそれっぽい絵が撮れたので。
世界遺産『ゴレ島』とは
ゴレ島はセネガルの中でも観光客が多く訪れる世界遺産ですが、ここはただの世界遺産ではなく負の世界遺産として知られています。
と言うのも、ゴレ島は中世、アフリカ各地から奴隷が集められて欧州行きの船に乗せられる島だったからです。
歴史の教科書で多分誰もが目にした事がある、黒人が船にみっしり積まれた絵。あの船が出発する場所がまさにこのゴレ島だったわけです。
さて、3日間のんべんだらりと過ごして、ようやくゆっくり始動。
8時半過ぎだったか、それくらいにおでかけ。
まず3番バスとやらに乗りたかったのですが、どこを通っているか分からなかったのでユウダイさんに訊いて、とりあえず大きいバスターミナル前まで来ました。
地図で言うと多分この辺。美容院にピン差してしまっていますけど。
※帰りにもう少し宿の近くを通っている事が分かりました。
途中で買ってきたサンドイッチで朝食。650CFA(≒138円)
中はケバい色のソーセージとチーズ、マーガリン。
ソーセージが少しもそもそっと乾燥した感じ。ソーセージは塩気が強めなので、これだけで全体の味付けになっています。
意外とバスが来ず、港近くのバス停に着いたのは9時50分。
地図で言うとここ。終点なので、乗り過ごす心配はありません。
バスは1回乗車で一律250CFA(≒49円)のようでした。
ここから港までは700メートルほど。うーん、宿の情報ノートに書いてあった、ゴレ島行きフェリーの時刻表によると、日曜は10時00分発の次は12時00分発だから、10時までに着きたかったんだけど、ちょっと無理くさいなぁ。
まぁのんびり行きます。
フェリーターミナルに着いたのは10時10分。やっぱり間に合いませんでした。とりあえず往復チケット5,200CFA(≒1,029円)を買って中へ。
椅子はたくさんありますが、次から次へと人が来て、足りなくなっていました。
12時まで待つ気まんまんだったんですが、11時20分に船がやって来ました。
時刻表と違うような・・・?変わったのかな。
思ったより船は小さいです。巡視船みたいなイメージ。
めいっぱい客を乗せて出発。席が全然足りません。
ボクは座れなかったので、船の端に立っていたのですが、波しぶきがすごくて水をバンバンかぶりました。
11時50分にゴレ島到着。
いきなりハート形のオブジェが迎えてくれます。
歴史の重さとの不釣り合い感が、なかなか攻めてますね。
ここの一番メインの見どころ、「奴隷の家」は12時から15時まで閉まるので、12時より前に入りたかったんですが・・・ここでも微妙に間に合いませんでした。まっすぐ向かえば入れはするんだろうけど、閉まるギリギリで入って急かされても嫌ですし。
15時まではかなり時間があるので、のんびり島を散策。
良い意味で観光地感ひかえめで、明るい落ち着いた島って感じです。
ゴレ島にはオフィシャルガイドがいるって聞いていて、料金もチップ程度で高くないらしいのでオフィシャルガイドを雇いたかったんですが、観光客が多すぎてオフィシャルガイドはおろか、怪しげな私設ガイドすらいませんでした。仕方ないのでわけもわからないまま一人で散策。
土産物屋はやっぱりたくさんありますが、しっかり生活感もあって、世界遺産の町としてはかなり落ち着いた雰囲気です。
高い所にある砲台へ。
土台が落書きされまくりやんか・・・(; ̄ω ̄)
上から見たゴレ島。
かなーり小さい島です。無人島だったら、下手すると岩山って呼ばれかねないくらいの大きさ。
どことなくアフリカらしい彫刻。
売り物でも無く、ひっそりと緑地に佇んでいました。
日差しが強くて、何を撮ってもまぶしい!
紫外線をカットするフィルターを使ってもこの白飛び(明るすぎて色が抜ける部分が出来てしまう事)っぷり。難易度高いです。
なんかいろいろ意味があるっぽい建物はあるんですが、説明が無いとただの古い建物ですね・・・。
島の南半分をゆっくりまわったのに、まだ1時間も経っていません。このままだと時間を持て余し過ぎるので、のんびり休憩。
島の北の端、歴史博物館にやって来ました。
入場料は500CFA(≒99円)。安心価格で嬉しい。
ここではゴレ島の歴史が解説されていましたが、全部フランス語だったので、絵や写真の雰囲気しかわかりませんでした(;´∀`)
ゴレ島全体図。
教科書で見た事ある気がする絵。
ボクの好きな帆船模型もありましたが、奴隷船と思うと素直に喜べませんね・・・。
他で見た交易船の模型よりも、さらに船の幅が広いです。
建物そのものが変わっています。昔の軍事施設かな。円形の建物の屋上には砲台が並んでいます。
ダカールが見える。
砲台は、ゴレ島の港の方角にも向いています。
時刻は14時過ぎ。かなりお腹空いて来ました。
島内のレストランって高そうだけど、食べようか我慢しようかと考えながら歴史博物館を出ると、外でヒマそうにしていたチケット売り場のおにーさんに呼び止められました。
チケット売り「これ食わない?」
ぼく「ふぁっ!?」Σ(‘ω’)
確か、ボクが歴史博物館に入る時、この場所で4人ほど地元ガイドや土産物屋さんが集まって食事をしていました。
どうも、チケット売り場のおにーさんは昼食の残り物処理を頼まれたものの、腹いっぱいで処理しきれず困っていた所に、ひもじそうな目で飯をガン見してくる東洋人(ぼく)を見つけて呼び止めたみたいです。
おにーさんはだいぶグロッキーそうで、金は要らないから全部食ってくれと言っています。かなり限界まで食ったご様子(;^ω^)
白ご飯に、野菜のトマト煮込みをかけたおいしい料理でございました。完食(๑•̀ㅂ•́)و✧(冷めてたけど)
少しおにーさんと雑談。時間つぶしにもなりました。
15時近くなったので、本日最後の観光スポット「奴隷の家」へ。
奴隷の家は、その名の通り奴隷が一時的に集められた場所らしく・・・って人めっちゃ多っΣ(‘ω’;)
中に入ると、ちょうど誰か(人混みで見えない)が中庭で説明?みたいな事をやっていて、更に人が多い。
フランス語でさっぱりわからんので、ボクはスルー(;^ω^)
独房のような薄暗い部屋が並んでいます。解説付きだったらおもしろいんだろうけど、1人だとちょっとよくわからない・・・;
もったいないけど、割とすぐに出てしまいました。やっぱりガイドは必要だなぁ。
帰りの船が16時半で時間があるので、まだ少しぶらぶらしていると、ようやく私設ガイドが声をかけて来ました。
もう良いよほとんど見終わっちゃったしw
あ、このちょっと壊れて水が止まらない水道は、ダカールから水を引いてきているらしいです。ゴレ島には天然の淡水は無いんだってさ。
ちょうど目の前にあったので、ガイドからそれだけ教えてもらいましたw
あ、あと訪問観光客の50%がフランス人だよとか。へぇ。
って話だけで「チップくれ」と言われましたが、さすがにそれだけではちょっと・・・。やっぱりオフィシャルガイドの方が良さそうです。
日曜はちょっと曜日ミスったなぁと言う感じ。まぁのんびりした島の雰囲気は楽しめました。あちこちでネコと戯れられたし。
ダカールのネコは警戒心が強くてなかなか近寄らせてくれないんですが、ゴレ島のネコはのんびりしていました。これだけでもおっけーおっけー(*´ω`)
行きと同じように、船に乗ってダカールに戻り。
港の近くに、ダカール駅があるらしいので、ついでに寄ってみる事に。
昔はダカールとサン・ルイ間が鉄道で結ばれていて、アフリカ最初の鉄道とも言われてたらしいんですが、今は維持できなくなって廃線。ダカール駅は古い状態で細々と使っていると言う話を、旅行者のブログで読んだのですが、
解体工事しとるやないかーーーーい(|||゚Д゚)そ
解体中でした・・・。ちょっとショックです。
行きと同じ、港近くのバスターミナルに戻って来ましたが、朝とは一転、屋台がたくさん出ていてめちゃ活気がありました。
歩きのお茶売りがいたので、1杯買ってみました。50CFA(≒10円)
すごいな、インドのチャイに匹敵する安さやんか・・・!
しかしお味の方は・・・ちょっとキッツい(;^ω^)
ミントじゃないけどハーブ系の何かの匂いと味がすごくて、ベースがお茶なのか何なのかもわかりません。
各国でいろいろ飲み物を試してるけど、これはあんまり好きじゃないなぁ・・・飲んでたら慣れるのかな。
また3番バスで宿へ。
帰りはもっと宿に近い所まで行けました。
宿の前の道で子供がサッカーしてたんですが、「撮って撮って!」とこのポーズ。
とっさにこの謎のポーズと良い笑顔、すごくセンスを感じますw
さて、明日はちょっと業務的な・・・ビザ取りモードに入ります!では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
お客様~ご注目ください。
向かいまして右手に見えますのが海で左手に見えますのが…海でございます。
…チップくださいw
ヘロヘロになりながらも完食しようとする姿勢には好感が持てるね。
最後の子供はこの後どういう動きをするんだろう。もらもらするわー
>白ご飯に、野菜のトマト煮込み
(´・ω・`)塩気感じる?
例の食事の塩分濃度マップ的には西サハラあたりからだいぶ低いはずなんだけど。
>>忍者さん
ちょっと怪しげなガイド・・・向いてるんじゃないですか?w
日本にはあんまりいなさそうだから競争相手も少なくて…(ぁ
>>にみくともさん
そうそう、自分が旅行先でよくやるから、食べ物大事に精神は親近感湧きましたw
「もらもら」は早速・・・ってかそういう使い方するんですか!Σ(‘ω’)
この後は普通にサッカーに戻っていましたw
>>ログボさん
塩分控えめでしたね!トマト味と酸味が立っていました。
セネガル料理は酸味を感じる料理が多いので、もしかすると塩分は控えめなのかも?
先日食べたチャーハンみたいなのは味が濃い印象でしたが、コショウと油に騙されているような気もします。