メルズーガからワルザザートへバス移動(2018年2月9日)

あっさらーむあらいくむ!

今回はメルズーガからワルザザートへバス移動しました!

移動だけのはずが、けっこう大変だったのです(ノω`)

 

昨日の続きで、サハラ砂漠のキャンプの話から始まります。

夜は特にやる事も無くて、21時くらいには布団に入ってすぐ寝てしまいました。

で、夜0時過ぎくらいに胃もたれで目が覚めました。食べ過ぎか、消化前に寝たのが悪かったか、疲れていて消化不良起こしたか、あるいは全部か

理由は分かりませんがとにかく気持ち悪くて全然寝られません。微妙に吐き気はあるけど、吐くほどの気持ち悪さではなし、かと言って寝れるでもなし。中途半端な状態で4時くらいまでごろごろ寝返りを打っていました。

 

そう言えば、冬のサハラ砂漠は夜は氷点下になると聞いて身構えていたのですが、そこまで寒くはなりませんでした。3℃はあったんじゃないかなぁ。毛布も十分でした。

 

そして起床は5時半!ワルザザート行きのバスが朝8時なので、それに合わせてメルズーガの町に戻れるよう、事前に頼んでおいたのです。

真っ暗な中支度して、ジミヘン(ラクダ)に乗ってバラクと共に出発。

朝になると胃もたれは多少マシになっていましたが、ラクダに揺られてるとあれ、なんか下の方がヤバい雰囲気を醸し始めたんですけど。お腹がゴロゴロ言い始めました。ラクダの上でそれはちょっとまずいです。

 

なんとか大丈夫な状態で、最初にラクダに乗った場所に着きました。

バラクはアリに「着いたから迎えに来て」って電話をかけています。ジミヘンに寄りかかりながら。迅速な行動で助かります。

夜明けですが、お腹が気になって気もそぞろです。

 

昨日より、たくさんのラクダさんが待機しています。

仕事を終えた後なのか、それともこれからお仕事なのか。名前がそれぞれ気になるところです。

 

間もなくアリが車で迎えに来てくれました。

アリの言うには、この場にいるラクダは全部アリのラクダで、バラクはアリの雇っているラクダ使いの1人らしい。他にも何人かラクダ使いを雇っていて、毎月固定給を払ってるらしい。ラクダ使いの雇用形態がまさかサラリーマンとは

てことはジミヘンのネーミングはアリのセンスかな・・・。

 

いったん、ザックを置いてる宿に戻って、「朝飯食べに行く?それともシャワー浴びる?」と訊かれたので、涼しい顔して「シャワー浴びて来るよ!」と答えました。でもちょっと脂汗出てきました

部屋に戻って即トイレに飛び込んで、事なきを得ました。間に合ってよかったずぇ(「;-ω-)

 

スッキリした所で、近くのカフェで軽い朝飯。本来は2日目の朝飯までツアー費に入ってるから、と、アリが出してくれました。律義だ。

正直、まったく食欲は無かったんですが、スコーンみたいな食感の焼き立てのパンが出て来て、これがとんでもなくおいしかったので、ついつい少し食べました。

ちょっとクミンシードが入っています。

もろもろしたスポンジケーキも焼き立てでした。

モロッコ茶とめちゃよく合います。2切しか食べれんかったのが惜しいです。

 

8時にアリの車で移動して、国道沿いで待機。

8時30分くらいに、中央アジアのマルシュルートカみたいなミニバスがやってきました。

ワルザザートまでの料金は200ディルハム(≒2,358円)でした。アリの言うには大きいバスと値段は同じらしいですが、少し高いような気もしなくもないです。

 

車内は外国人旅行者で満席で、ボクが最後の1人でした。半分くらいがスペイン人で、残り半分がどこの国かわからないけどグループ旅行者でした。

モロッコに来て気付いた事があるけど、スペイン人うるさいw

スペインにいたらわからんかったけど、他の欧州人よりも全体的に声が大きいし、よくしゃべるし、相手が誰でもとりあえず「シ!シ!」(スペイン語の”うん”)って言ってるし、もしかして彼ら欧州の中では日本で言う所の大阪人ポジションじゃないでしょうか。

 

寝不足だったので、またすぐに寝てしまいました。2時間してふと起きると、またお腹がヤバい

車止めてもらおうかどうしようか逡巡していると、ラッキーな事に間もなく停車してトイレ休憩になりました。

また即トイレに駆け込んで無事に済みました。

 

その後もお腹はなかなか不安定でしたが、2時間おきくらいに休憩があったので安心でした。

 

7時間半でワルザザート到着!

何も無いじゃん

ボク以外の乗客はマラケシュまでだったので、ワルザザートで降りたのはボクひとりでした。降ろすにしても、もっとこう賑わったところで降ろして欲しいんだけど・・・。観光客どころか地元民もろくに歩いてないじゃないか

困った事に、またお腹が怪しい気配を出して来ています。急いで宿を探さねば・・・。

 

2kmほど歩くと少し賑わって来ました。ボクのお腹もだいぶ賑わって来てますけど

ヒマそうな人が「ジャパーン」とたまに声をかけてきますが、「急いでるから」と全て振り切って歩きます。いつになく真剣なのです。

1軒目に見つけたホテルは、1泊150ディルハム(≒1,769円)とやや高めでしたが、もう余裕が無かったので迷わず決めてしまいました。

宿のスタッフ「200ディルハムの部屋も見るかい?」

ぼく「ノー、いらない、ノーサンクス、この部屋でオーケーだから!」(必死)

今回も無事間に合いました。3戦3勝で生き残りました(๑•̀ㅂ•́)و✧。

 

3回目を出したら、なんだかだいぶスッキリして、お腹が空いて来ました。

と言う事で宿の下のレストランで野菜と肉のタジン。40ディルハム(≒472円)

程良い量で嬉しいです!

ちょっと飽きてきた感はありますけど、タジンは野菜と肉がしっかり食べれるのが嬉しいです。

 

スーパーマーケットと言うハイカラな物に久しぶりに出会ったので、用事も無いのについ入ってしまいました。スペインみたいに缶詰が意外と充実しています。

ムール貝は高かったですが、イワシとか変な貝は7ディルハム(≒83円)くらいでありました。

そしてずっと気になっていたポテチ。やっぱりスーパーでも高かったです。

100グラム入り15.5ディルハム(≒183円)、ちょっとリッチそうなのは21.5ディルハム(≒253円)もします。どうもフランスのっぽい。安いスナック菓子はたくさんあるけど、安いポテチは探しても見つかりませんでした。

ポテチは全世界共通でお手頃でおいしいお菓子と思っていたんですが、もしかしてモロッコではポテチを作ってないのか・・・?

 

バス停にトレイルランレースの広告が貼られていてびっくり。

エコトレイルinワルザザート。75kmのコースのようです。ポスターが川の中を進んでいるようにしか見えない写真なのが気になるところです。

 

今日は下の話ばかりですみませんでした。明日は美しい世界遺産の話なので許して下さい。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    良くゾ、頑張りましたね〜❗️
    天国と地獄を味わった気分は?
    まぁ何とかもって良かったですね^ ^

  2. wolt より:

    >>baumさん
    なんとか持ちましたが、めっちゃイヤな汗かきましたーw

  3. Tom より:

    砂漠の食事食べ過ぎたんじゃないですか?てんこもりを頑張って食べ切ろうとしたのが効いた長いでは?「事故」がおきなくてよかったですね〜

  4. wolt より:

    >>Tomさん
    多分食べ過ぎですね~^^;
    ほとんど野菜で消化しにくそうですし。