ポルトガル誕生の地、世界遺産ギマランイスに行って来た(2018年1月14日)

おら!

今回は世界遺産ギマランイスに行って来ました!

 

今朝は朝ランしました!

ポルトはこういう石畳みたいな道が多いので、捻挫からのリハビリランナーにはあんまり優しくないです。ボクが捻挫するのはたいてい、不整地じゃなくてこういう中途半端な舗装路なのです。

走り始めてしまったので10km走り通したものの、右足首に違和感があって右足に全然力が入りませんでした。まだ1週間しか経ってないから、あんま無理しちゃダメだなと思いました(´・ω・`)調子見つつ走るようにします。

 

世界遺産ギマランイスとは

ギマランイス(Guimaraes)は町の名前で、その旧市街地が「ギマランイスの歴史地区」として世界遺産に登録されています。

ギマランイスは「ポルトガルが生まれた場所」と言われています。ここギマランイスは元々カスティーリャ=レオンの支配下にある地域でしたが、ギマランイス城で生まれたアフォンソ・エンリケスが叛旗を翻して12世紀に独立。更にイスラム勢力にも勝ち、1143年には正式に国家として承認されました。

その後もムーア人の支配下に置かれていたリスボンを陥落させて領土を広げて、だいたい今のポルトガルになっていったようです。(投げやり感)

と言う事で、ギマランイスは世界遺産でありポルトガルにとって大事な地でもあるわけです。

 

ギマランイスへの行き方

ポルトからギマランイスへは鉄道が走っています。始発駅はサン・ベント(Sao Bento)駅。

ポルトのもう一つの大きい駅Campanha駅にも停車するので、そっちからも乗れます。

駅構内はこんな感じ。

壁一面にタイル画が!

初めて乗る人は入って右手の、有人チケット売り場でチケットを買います。ギマランイスまでは片道3.7ユーロ(≒499円)、カード代0.5ユーロ(≒67円)です。往復分チャージしてもらうと良いです。

Siga・・・滋賀カード!?(´・ω・`)

既にカード持ってる人は駅構内のチャージ機でチャージできます。

ギマランイスは、ギマランイス線の終点なので、「Guimaraes」と表示されています。分かりやすい。

自分が乗る列車のホームに設置されている、黄色と黒の機械に先程のカードをタッチします。緑色のランプが点いたらOK。なんか反応悪い機械もあります。

でも、結局車内で車掌さんがカードを読み取りに回って来ました。何この機械。ただの二度手間じゃないか・・・。

車両内はこんな感じ。

ボクは日曜の10時20分発の便と言う、一番混みそうな便に乗りましたが、満席になる事はありませんでした。

これで1時間10分ほどでギマランイスに着きます。終点なので寝ててもだいじょーぶ。

 

さて、走ってシャワー浴びてそのまま出て来たので、朝飯は途中で買って来ました。バゲットサンド。

ハムと卵とチーズと生野菜が入ってて、満足度大でした(*´ω`)

クリームてんこ盛りのふわふわドーナツみたいな。

クリームは、見える範囲はてんこ盛りでしたが、半分より奥の方は全然入ってませんでした(´・ω・`)

 

そうこうしている内にギマランイスに到着。駅は旧市街地から1km弱離れていたので、周りの人に着いて歩いて行きます。

 

とりあえず教会が見えたので入ってみる事に。

 

絵画風のステンドグラスが特徴でした。

 

ちょっとウケたのがこのローソク。

よく教会内には、参拝者がローソクを立てていく台があります。お寺の線香みたいな感じ。この教会のローソクは、硬貨を入れるとボックス内のローソク型電灯が点灯する仕組みでしたw

なんか、参拝者がチャリンチャリンお金入れて、パラパラ電気が付いて行く様がシュールと言うか・・・。火の始末やローソクの処理が面倒なのは分かるけど、もうちょっと雰囲気も大事にしてほしいな・・・(;^ω^)

 

旧市街地の周りには今でも城壁の一部が残っています。

 

ギマランイス城(Guimaraes Castle)に到着!

ギマンライス城

入場料は2ユーロ(≒270円)でした。

城と言うのでもう少し大きいのを想像していたのですが、思ったより敷地が狭いし、建物は細長くて、城と言うより砦ってイメージです。

 

城壁の上をぐるっと歩けるようになっていました。

城壁はかなり高くて、複雑な形をしています。

眺めも良し!

 

城の中にはちょっとだけ展示品が。当時の防具を触れました。

ちょwwヘルメットめちゃ重いんですけどΣ( ̄ω ̄;)

2、3kgくらいあるかな。こんなん頭に乗せて戦ってたんかい。背縮みそう。

 

次はブラガンサ公爵館(Palace of the Dukes of Braganza)へ。

ブラガンサ公爵館

入場料5ユーロ(≒674円)ですが、この後行く予定だったアルベルト・サンパイオ美術館との共通券を6ユーロ(≒809円)で買えました。

15世紀に建てられた宮殿らしいです。

建物の真ん中はぽっかり中庭になっています。

 

建物内部には当時の調度品や武器、家具などが展示されていました。

 

屋根が主に木で作られてるのが印象に残りました。

木造建築って世界的に意外と多いんだなー。

 

また外に出て移動していると、足元にカミーノの道しるべが!

ここも”ポルトガル人の道”だったかー。ポルトガルのカミーノマークゲットだぜ(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

旧市街地をてくてく。

旧市街地の民家でもけっこう古い建物があるらしいです。どれかはよくわかりませんけど。

1階部分が石、上層階が木で造られてるのが、この辺の伝統的な造りらしいです。多分これとかそう。

 

これも。

 

ノッサ・セニョーラ・ダ・オリヴェイラ教会(Igreja de Nossa Senhora da Oliveira)は外観だけ撮りました。

ノッサ・セニョーラ・ダ・オリヴェイラ教会

でも後で調べるとこれも世界遺産だったらしいです。

 

アルベルト・サンパイオ美術館(Museu Alberto Sampaio)へ。

ここは回廊が有名なんだとか。

アルベルト・サンパイオ美術館

 

回廊の柱の装飾が、いちいち違うデザインです。

どのデザインも凝ってて良いな!

展示室もありましたが、宗教画とかそんな感じでした。

 

キリスト教はこういうデザインが理解できない(; ̄ω ̄)

台の周囲に子供の首生やして何が美しいんだ・・・?

 

3時間半くらいかけてまわりました。さて帰るか。

あんまり観光地観光地していなくて、落ち着いた雰囲気の町でした٩( ‘ω’ )و

 

帰りの電車まで時間があったので、駅近くのカフェで午後飯。ツナサラダ3.5ユーロ(≒472円)。

ツナサラダ

ツナたくさん!タンパク質がうれしいぜー٩( ‘ω’ )و

スパゲッティ・ボロネーゼ4ユーロ(≒540円)

スパゲッティ・ボロネーゼ

やたら安いと思ったらショボいw自分で作ったやつみたい。

そういや近頃の日本では「スパゲッティ」って名称はなんかダサいみたいな風潮ありますけど、スペインやポルトガルでは割と「スパゲッティ」表記を見かけるので、別にそんなにダサくないと思います。

「スパゲッティ」って言って「パスタでしょ」と若い子に言われたら、「ヨーロッパでも”スパゲッティ”だし( ・´ー・`)ドヤァ」って返せばいいと思います。

 

帰りは15時48分あたりの便に乗ってポルトへ戻り。帰りはなぜか1時間20分かかりました。

到着が17時10分。天気が良いので急いで夕日を撮りに行きましたが、

遅かったかー(;´Д`)

あと15分早ければ・・・。でもまぁ駅から直行して来て間に合わなかったので、仕方ないです。

 

めげずにそのまま対岸に渡って、夜景を撮りました!

駅から直行して来たせいで三脚が無かったのが痛かったですが、それなりに撮れました。1枚目の夜景なんかジグソーパズルにしたい

 

さて、明日はリスボンへ移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ベティ より:

    woltさんこんにちは。
    ご存知かと思いますが、リスボン郊外にロカ岬があります。
    ユーラシア大陸最西端。
    特別何があるってわけでもないのですが、中国からずっと横断してきたwoltさんなら、旅情に浸れるかと思いますよ。

  2. wolt より:

    >>ベティさん
    ロカ岬、行きまーすヾ(*´∀`)ノ”
    特に何かあるわけではないんですねw
    期待せず行きまーすヾ(*´∀`)ノ”

  3. baum より:

    久しぶりの晴れ!雲が良かった!!それと濃紺の空の夜景もgood!
    夜景の電光色が落ち着いた雰囲気でイイね^ ^壁紙に戴きたいですね⁉️

  4. wolt より:

    >>baumさん
    画像を右クリックして「名前を付けて保存」したら、それなりのサイズの画像がダウンロードできるはずです!
    ノートパソコンの壁紙に使うレベルなら大丈夫な画質のはずです(๑•̀ㅂ•́)و✧

  5. y.kujime より:

    ジグソーパズルが沢山できるね。

  6. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    たくさんできますねーヾ(*´∀`)ノ”