おらー!
今回はカミーノ2日目!ロルカからエスティーリャまで歩きました!
12月11日の記録
- 移動距離:8.1km
- 出発地:Lorca(ロルカ)
- 到着地:Estella(エスティーリャ)
- 累積上昇:113m
- 累積下降:324m
※横軸が距離[km]、縦軸が標高[m]
昨夜は予想以上に暖かく、途中で暑くなってダウンジャケットを脱いだほどでした。ベンチの幅が狭くて寝返りが怖かったですが、テント無しの野宿にしてはかなりよく寝られました。
朝食はもういちいち撮ってません。マドリッドで買ったチーズとパンです。
食料ちょっと余分に持ち過ぎたかなーと思っていたのですが、昨日の昼、昨日の夜、今日の朝でかなり減りました。たくさんあって良かったです。
さて、夜うつらうつらしている間にいろいろ考えてみました。
“どうやったらアルベルゲに確実に泊まれるのか?”よくよく考えると、出発日前日にカミーノ姐さん(パンプローナの宿の受付の人)がちゃんと注意してくれていました。「先にアルベルゲを予約しなさい」と。
その時は、閉まってるアルベルゲが多くて宿が取りづらい程度の意味だと思っていたのですが、あれはもしかすると冬は予約者がいないとその日は閉めてしまうからと言う意味だったのではないか。
昨日通過したアルベルゲは、中には門にぐるぐるとワイヤーが巻付けてあって、冬季完全休業みたいな所もありましたが、逆に”CLOSED”の札がかかってるだけで休業しているように見えない所もありました。と言うか、教会直属の公営アルベルゲは冬でもやってるはずなのです。
かと言って冬は客が少ない、ましてや小さい町には1人も泊まらない日もある。と言う事は、もしかすると予約が無い限りアルベルゲは閉めてしまう制度ではないか。逆に言うと、先に予約しておけば開けてくれるんじゃないか?
と推測しても、アルベルゲの連絡先なんてわかりませんし、ボクはスペインで使えるSIMカードを持っていません。と言う事は、今日は確実にどこかのアルベルゲに入って、宿泊⇒予約⇒宿泊⇒予約のサイクルに入らないといけない。
なら今日の目的地は、約9km先にある大きい町、エスティーリャだ!ここならおそらく開いてるアルベルゲがあるはず。本日のクエストは“1軒目のアルベルゲを確保せよ”。
と言う事でまた8時に出発。朝型のボクはもっと早く活動したいのですが、不整地や道がわかりにくい場所が多いので、暗いとどうしても出発する気になれないのです。
例えばこういう分かれ道。
うっかり緩やかに左に曲がって行きたくなりますが、よく見ると画面中央やや右寄りの所に、黄色い矢印で右の小道が示されています。
ここもそう。
うっかり右手奥の方に進んで行きたくなりますが、よく見ると画面中央やや左寄りの小山の中に、青地に黄色い矢印で左の脇道が示されています。
明るくてもうっかりすると見落としそうだし、暗いと絶対見えませんねこんなの。
なので、明るくなり始める8時からじゃないと歩き始められないのです。
今日も、歩きだして間もなく雨が降り始めました(´・ω・`)
これが、昨日行こうか悩んだ4km先の町。
やっぱりここのアルベルゲも閉まってそうな感じでした。朝なので何とも言えませんけど。
小ぢんまりした小学校。
町から離れた何もない所にも教会が。
雨にうんざりしていたら、ようやく行く手に晴れ間が見えました。
そしてエスティーリャの入口に差し掛かるとすぐに
開いてるアルベルゲはっけーーーーん!!!ヾ(*´∀`)ノ”
町の端っこなので立地が面倒そうな気もしますが、もう開いてるアルベルゲを見ただけで嬉しくなったのでここに入る事に。
あぁ寝床だ、寝床があるずぇ・・・(湿気と温度差で曇った)
早速シャワーを浴びて、すぐに受付で次のアルベルゲを確保しました。
これで明日もちゃんと泊まれる・・・!このサイクルを回して行けば良いわけですな
ほっとして眠くなったので、洗濯&1時間ほどお昼寝。
ここで気付いたんですが、昨日野宿した所でパンツだけ洗ってザックの近くに干しておいたんですが、よくよく考えると今朝回収し忘れて来たみたいです。Lorcaの町のみなさまパンツ残してきてすんません、捨てておいて下さい・・・(;-ω-)
インドで買った、柔らかくてお気に入りの綿パンツだったのでちょっとがっかりです。まぁいい加減よれよれになってはいましたけど。
昼を過ぎると、晴れていました!
エスティーリャは古い修道院や遺跡などの観光スポットもいくつかあります。元気になったので散歩に出かけました。
多分ここが一番中心部、ロス・フエロス広場(Plaza de los Fueros)
広場に面したバーで食事。
どうもスペインのどこかで強風被害が出ているようで、ニュースではその中継ばっかりやってたんですが、
スペインのリポーターもわざわざ海辺で体を張ったリポートをするようです。あんなん日本の台風中継くらいかと思っていました。スペインのリポーターさんもお疲れさまです(-人-)
で、頼んだのがこちら。Ajoarrieroとか言う名前だった気がする・・・。
どうもメニューに載っている全部があるわけでは無いようで、店のおばあちゃんが一生懸命説明してくれたんですがさっぱりわからず。とりあえず推してそうだったコレを頼んだのですが・・・豆ですな。
んー、豆は柔らかいし、温かくて濃厚なトマトスープって感じで、すごく体に嬉しい味がします(*´ω`)
が、昨日からずっとパンとチーズで過ごしてきたボクにはちと物足りない(;´ω`)
追加でトルティージャを頼んだら、何かの余り物をおまけしてくれました。
おぉ、白身魚のトマト煮込み!魚は多分バカラオ(干し鱈)ですね!
ていうかボクこのバカラオが食べたかったのwバスク地方の名物っぽいので。
一度干してあるからか、鱈にしては歯ごたえしっかり。よく味が染みていておいしかったです。まぁちょっとだけだけど食べれて良かった(*´∀`)
トルティージャは変わらぬおいしさ。カフェで食べたのより家庭的であっさり目でした。
全部で10ユーロ(≒1,337円)。会計すると、「紅茶飲んで行きなさい!」と紅茶を出してくれました。
さてもう少し観光するか・・・と古そうな教会に近づくと、フェンスが閉まっていました。
あと他の博物館系もほとんど閉まっていました。あーそうか、月曜日か。
そうこうしているうちに天気が崩れて来て雹がパラつき出したのでもう帰る事に。
最後に丘の上にあった修道院(Monasterio Santo Domingo)にだけ登りました。
エスティーリャの町が一望できました。
宿に戻ると、ドミトリー部屋に何人か巡礼者が入っていたのですが、誰か強烈にワキガの臭いがする。
まぁ、同室にワキガの人がいるってのはドミトリーあるある笑い話(その時は笑えないけど)で、たまにある事ではあります。
しかし、なぜよりによって寝床がある幸せを噛みしめていた今日に限って、神は我にワキガの人を与えたもうたのですか(;´Д`)
今ブログは共有スペースで書いてるんですが、せっかく確保した寝床に戻りたくありません。どうしましょう。
さて、明日は21kmほど先にあるLos Arcosと言う町まで行きます!そんなに距離が無いんで多分余裕でしょう。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
>Ajoarriero
|ω・`)検索でてきたよ
https://www.spanish-food.org/seafood-ajoarriero.html
https://es.wikipedia.org/wiki/Ajoarriero
スペイン語わからんのでグーグル翻訳見るしかないんだが、
トマトやジャガイモと魚(タラや蟹とか)や肉と煮込む感じ?
あれこれサービスで紅茶や1品付けてくれるのは
スペイン流のオモテナシなのかな~
>>ログボさん
同じところまで読んで、なんか説明と違うような、近いような、判断がつかないし疲れてたので、詳しく探すのはやめました(;-ω-)
一応店の人は「フィッシュ!」と言ってたような気がするんですが、あんまり存在感もなく、疑問符だらけのままでした(´・ω・`)
巡礼の旅…お疲れっすー❗️
旅の行方を暗示するかのような雨&風のスタート(>人<;)
精神力頑張って下さい。
弱っている時に天候が回復して青空なんか見えた時には、何か運が好転した様なメッチャ元気になりますよね❗️よく解りますo(^_^)o
ワキガの臭いは解りかねますが鼻クリップ要りますね!
まだまだ先は長いので無理をせず自然体で、ガンバ!
>>baumさん
ワキガの臭いがわからないとΣ(゜゜)
学校や会社など、ある程度人が集まると絶対何人かいるはずなので、臭いを嗅げば分かるはず!
と言っても、最近はケア用品が充実してるから、キツイほど臭う人はあまりいませんけどね。
昼休みにランニングして、昼から相当汗臭いのを想い出しました。客先対応で嫌なおもいさせました。
巡礼もそんなもんかも、想像します。
「Ajoarriero」の発音は「アホアリエロ」ぽい(´・ω・`)
これで日本語でのレシピサイトがひっかかるお
>>y.kujimeさん
客先対応の時は気遣いそうですね~。今は制汗剤豊富だから多少大丈夫そうですけど。
みんな着き次第シャワー浴びるので、汗はけっこう大丈夫です。ワキガは・・・やっぱりつらかったです。
>>ログボさん
そうなんですね~
メニュー指差しながら言われたんですが、発音全然覚えてない^^;
どーやらよほど神様に足を向けまくっていた人のブログのようですな…゚(。-´w`-)
お疲れ様っす
姫と代わりに戯れておきましたぉw
>>匿名さん
むしろ名前を晒してやりたい^q^
神様ぼくなにか悪い事しましたか(;人;)