トラブゾンからエルジンジャンへ。ノー情報の移動がやっぱ楽しい(2017年11月25日)

めるはばー!

今回はトラブゾンからエルジンジャンに移動しました!

エルジンジャン(Erzincan)はトラブゾンの南、直線距離で約120kmの所にある街です。トルコ鉄道の路線図で言うとこんな位置関係。

トラブゾンからエルジンジャン

イスタンブールには鉄道で移動したいので、まずは鉄道沿線の街に移動したかったのです。で、トラブゾンから直線距離で一番近い街・・・エルジンジャンだ!と言う、至極単純な理由によりエルジンジャンに行く事にしたのです。

ちなみにトラブゾンからエルジンジャンへの行き方も、エルジンジャンの事も何も知らずに決めました。

 

朝8時半ごろにチェックアウト。宿の前は長距離マルシュルートカ乗り場になっていたので、まずはここで聞き込み・・・

・・・した所、どうもエルジンジャン行きはここからではなく、2km先にあるバスターミナルから出ているとの事。

オーケーオーケー、そういう事ならまずは焦らずに朝飯食べましょう。名称不明、ミートスープ13リラ(≒367円)

ミートスープ

牛肉が大きくて柔らかくて最高なんですけど!!!(*´Д`)

底からは大きなジャガイモやニンジンがごろごろ出てきました。しっかり煮込まれているのでジャガイモもニンジンも柔らかい。スープはほんのりトマト味。見た目よりあっさりでした。

パンはここから取り放題!って1切しか取ってませんが。

パンはもちもち柔らかくて好きなタイプでした。

いやー、トルコでは朝飯苦労しなさそうですね。さすがに黒パン+αはちょっと飽きて来てましたからね。

あと昨日気になっていたこれ。トラブゾン・シミディ?

トラブゾン・シミディ

この屋台が町の至る所にいます。名称からしてトラブゾン名物なんだろうな~と気になっていました。

と言う事でトラブゾン・シミディ。1リラ(≒28円)

トラブゾン・シミディ

甘いかと思ったら甘くない!やや塩味の固いパンって感じで、表面のゴマがアクセントです。とてもシンプル。

なぜかマルシュルートカドライバーのみなさん。

 

いやいや、のんびりしてないでバスターミナルを目指さないと。と、少し歩いてまた違うおじさんに「えるじんじゃん!」と訊いてみると、おじさんは道を教えようと口を開きかけて、ふとボクの後ろを通り過ぎようとする市内マルシュルートカに声をかけて停めました

どうやらちょうどバスターミナル方向に行くマルシュだったようです。「オトガル!」と教えてくれました。オトガルという所で降りれば良いようです。

 

マルシュのドライバーに「オトガル!」と先に言っておいたので、オトガルで降ろしてくれました。1.75リラ(≒56円)でした。

距離的には2kmくらいでしたが、途中高速道路や大通りが交差してて歩くのが面倒そうだったので、マルシュに乗れてよかったです。

わけもわからずに来ましたが、ここは大きなバスターミナルでした。


ここでも「えるじんじゃん!」と言うとすぐにバス会社に連れてってもらえました。

バス会社はたくさんありましたが、エルジンジャン行きを取り扱っている所はあまり無かったようでした。

無事チケット購入。40リラ(≒1,130円)

10時出発の便でした。

バスターミナル内を探検していると気になる物が・・・

サレップ

白い液体を、機械でぐるぐると攪拌しています。なんだこれ。

店の人に「これ何?」と訊くと「サレップ」と言いました。更に「サレップって何?」と訊くと・・・

サレップ

タダでもらえました。ありがとう(人´∀`)

牛乳っぽいんですが、かなりドロッとしていて、ほんのり甘いです。上にかかっている茶色いのはシナモンです。寒い冬に飲むとほっとしそうな飲み物です(*´ω`)

後で調べると、サレップ(Salep)は蘭の一種で、サレップの球根をつぶして作った粉を水や牛乳に入れて熱すると粘り気が出る性質があるらしい。片栗粉みたいなイメージなのかな。で、このサレップを使った飲み物もサレップと呼ばれているそう。トルコでは冬の屋台の定番飲み物なんだとか。

ちなみに、日本でもおなじみのトルコアイス。トルコアイスが伸びるのも、このサレップが混ざっているかららしいです。

「トルコアイス食べて来て!」と先日ボクに言った方がいるんですが、やっぱりアイスはちょっと寒いので、サレップで許してもらえませんかね(;´∀`)

 

そうこうしているうちにバスが開きました。

こういうバスしかいないバスターミナルは久しぶりな気がします。中央アジアはバスターミナルと言いつつマルシュルートカばっかりなので・・・。

バスめっちゃキレイやん

ていうか窓広すぎやん。観光バスみたい。

各座席に液晶画面が付いています。

が、画面は電源入りませんでした。何に使うんやろ。

コンセントまで付いています。

更に走り出すとコーヒーまで出てきました。

あと希望したら飲料水も無料でもらえたみたいです。なんだこの飛行機みたいなサービス・・・(;・`Д・´)

 

コーヒー飲んだ後は爆睡していたのですが、ふと目が覚めると

いつの間にか雪景色。ていうか景色すごい。

車内の大型ディスプレイには、ニュースやトルコ各地の天気予報がずっと流されていたんですが、ボクが行く事を検討していたカルス(Kars)は最低気温-11℃、最高気温-2℃でした。行かなくて良かったマジで

 

4時間半ほどでエルジンジャンのバスターミナルに到着!

内2時間半くらい寝てましたけどね。着いた場所はここ。

エルジンジャンは、山に囲まれただだっ広い平地のど真ん中にある感じです。ここは雪積もってないけど、360度どっちを向いても雪山です。

バスターミナルの中にいた人に「町の中心部に行くには6番バスだよ」と教えてもらえたのでバス停へ。画面中央に見えている四角いのがバス停です。

6番バスは5分もしないうちにやって来ました。普通の市バスでしたが、シートカバーがなぜか平仮名の柄

ちょいちょい「花」とか「ス」とか混ざってるのがおもしろい。

カザフスタン鉄道だっけ、確かあの辺でも日本語のシートカバーがありましたな。丸みのあるシンプルな文字だから、模様に適してるんだろか。

2リラ(≒56円)で市街地に来ました。

宿を探していると、おじさんが声をかけて来ました。宿探し手伝ってくれるらしい。すごい世話好きやね(;’ω’)そ

おじさんは英語はさっぱり話せませんでしたが、なぜかドイツ語をちょっと話しました。ボクもドイツ語は数字と簡単な単語くらいならわかるので、若干助かりました。宿で滞在日数訊かれた時に「アイン ターク?(1日?)」とか。まさかトルコ人とドイツ語でやり取りする事になるとは・・・。

1軒目は70リラ(≒1,977円)でちょっと高いなーと思ったので、2軒目へ。ボクは「OTEL」と書かれた場所を探していたんですが、どうやら「Pansiyon」と書かれた所も宿泊施設で、「OTEL」よりも安いような事をドイツ語おじさんが言っていました。言葉はほとんど分からんので想像ですけど

2軒目に入った所は「Cebeci Pensiyon」。グーグルマップには載ってないけど場所はだいたいこの辺。

この辺は似たような価格帯の宿が集まってるみたいでした。

Cebeci Pensiyonは1泊50リラ(≒1,412円)だったのでここに泊まる事に。ドイツ語おじさんはお茶を飲んで帰って行きました。本当に親切だけで手伝ってくれてびっくりします。感謝(;・人・)

 

が、この宿なぜかチェックインで1時間待たされると言う・・・。パスポート見たり、質問したりしながらずっとパソコンに何かを入力していました。

ようやく鍵を渡されて「付いて来て」と言われたのでついて行くと、なぜか建物の外へ

元の建物から200メートルほど離れた、なんだかよく分からん場所へ。

この建物・・・(;^ω^)

暗い階段を上がって、

この部屋に通されました。意外とまともで良かった

でも最初は端にスーツケースやボストンバッグが置かれていて、「これ誰の?」と訊くと案内してくれたホテルスタッフの2人が「俺の」と言っていそいそと持ち出していきました。もしかして客室じゃなくてスタッフの部屋なん??(;^ω^)

まぁ他にも宿泊者がいたので、宿としては特に問題ないはずw

バスルームに行くと

シャワーヘッドは無い系でした。

洗面台の鏡はこれ何?落ちてるのを拾ってきたの?

これがインドだったら全然想定内と言うか、「インドが軽くジャブ入れて来たわ」くらいに思うのですが、まったく心の準備をしていなかったトルコで立て続けにおもしろ宿に出会って少々面喰らっています。

 

さて、チェックインに1時間以上もかかったので時刻は16時過ぎ。もう夕飯でも食べて休みたい所ですが、今日はまだやる事があるので急いで外出。

歩いて歩いて

やって来たのはエルジンジャン駅(Erzincan Gar)

エルジンジャン駅

ボクは中心部から歩いてきましたが、6番バスや8番バスでも来れるみたいです。

早くイスタンブールに行きたいので、明日出発のチケットを今日のうちに買っておきたかったのです。

無事チケットゲット!

イスタンブール直行が無かったみたいなので、アンカラで降りる事に。アンカラとイスタンブール間は高速鉄道みたいなのがバンバン走ってるようなので、27日朝にアンカラに到着してその日のうちにイスタンブールに行けるはず。

トルコの東側だから日没が早いなぁ(;´∀`)

 

暗くなるころにようやく市街地に帰って来ました。

適当にファストフードのような所に入りました。

チキン・タントゥニ(ヨーグルトがけ)9リラ(≒254円)

チキン・タントゥニ(ヨーグルトがけ)

見た目わけわからんですねw

タントゥニは、コーカサスや中東のシャワルマの廉価版みたいなもん。シャワルマはケバブや野菜を贅沢に使って薄いパンで巻いた物。タントゥニはひき肉とか適当な肉を炒めて薄いパンで巻いた物みたいです。

で、これはそのタントゥニのヨーグルトソースがけ。割るとタントゥニが出てきます。

普通にタントゥニじゃおもしろくないので、ヨーグルトソースがけにしてもらいました( *´艸`)

タントゥニには、チキン、トマト、タマネギ、イタリアンパセリが入っていました。味は濃いめ。

そのタントゥニに、ヨーグルトがかかる事によってさっぱりしたお味に( *´艸`)

ヨーグルトの上にかかっているオレンジ色の物は、なんだかよくわかりませんが、辛くないラー油みたいな感じです。あんまり味は感じませんが、コクがあって味に変化を付けるのに一役買っています。

お手頃価格でお腹いっぱいになりました。こんな良ファストフード店ばかりあったら、マクドナルド太刀打ちできんのじゃないか・・・

 

暗くなっても賑わっているエルジンジャン。

 

宿に戻って部屋に入ると・・・

ベッドがひとつ消えてるーーーー!?(; ̄ω ̄)そ

チェックイン時の写真↓

多分どこかでベッドが足りなくなってホテルスタッフが持って行ったんだと思います。

・・・

トルコおもしろいじゃないか!!。゜(ノ∀`)゜。

まぁ、客がチェックインした部屋に勝手に入ってベッド持って行くってどーなのよって話ではあるんですがw

トルコは観光客が多そうだし、欧州の影響が大きそうだしで、こんなおもしろイベントは全く期待せずに来たのですが、勘違いだったみたいです。良いですねトルコ。

 

さて、明日はエルジンジャンの街を少し散策して、夕方にはアンカラ行きの夜行列車に乗ります。27日の朝にアンカラに着いて、そのまま高速鉄道に乗れたら4,5時間でイスタンブール到着です。

次の日記はイスタンブールで更新できたら良いなー。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント一覧

  1. baum より:

    異国でのひらがな、カタカナ、漢字のシートカバーは一見???と言う気がしますが、よくよく考えると日本で見かけるアルファベット柄のクッションカバー等と同じですよね⁉️だったら不思議でも無いか^_−☆

  2. 芋子 より:

    サレップって日本でいう葛湯ですかね。
    冬はとろっとあったまって良いですよねぇ
    生姜とか抹茶のフレーバー付きもよく見かけます。
    トルコでもシナモン以外にも売れそうな…

    おもしろ宿、見てる側はおもしろいネタ話ですが実際自分が直面したら成す術もなく佇むことしかできないなーと毎度思います。。。

  3. ゆうき より:

    市内の中心で歌ってもらいましょう。
    woltさんで「飛んでイスタンブール」
    さぁどうぞ。(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

  4. wolt より:

    >>baumさん
    たぶんそんな感じですね~
    日本人は平仮名多めで書かれた文章を「やさしい」「かわいい」と感じたりしますが、もしかすると日本人じゃなくても平仮名はそんな印象を受けるのかなぁと思いました。

    >>芋子さん
    あー、葛湯近いです!
    寒い時、甘くてとろっとした飲み物を飲みたくなるのは世界共通なのかもですねー。
    おもしろ宿は続くと疲れますが、たまに出会うと嬉しくなります(๑•̀ㅂ•́)و✧

    >>ゆうきさん
    そんな曲知らないです・・・(;´ω`)
    と言う事で、今検索して聞きながらコメント書いてますw
    トルコ人、ノリが良さそうなので街中で歌ったら一緒に歌ってくれるかもしれませんw

  5. y.kujime より:

    昨日、知人からトルコ旅行してきたよと、蜂蜜のお土産もらいました。十日のツアーで10万円で行けたそうです。ここで貴方の知識を得て後日トルコの話を聞いてみます。

  6. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    ハチミツはやっぱり名産なんですね~。移動中の車内食でハチミツの小瓶が出て来てめんくらいました。
    往復の航空券込み?で10万ってすごいですね!
    どっちかと言うと今回のトルコは通り過ぎるだけになってしまうかもしれませんが、トラブゾンとエルジンジャンを知ってる事は自慢できると思います(๑•̀ㅂ•́)و✧

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