エレバンからガルニへ移動!(2017年11月10日)

ばりおーる!

今回はエレバンの少し東にあるガルニに移動しました!

朝飯は8時からと初日に説明されていたのですが、8時に台所に降りても誰もいない・・・

おなか空いたなーとしばらく待って、8時半に降りてもまだ誰もいない・・・

8時45分くらいに降りて行くと、時間は過ぎ去る姐さんがバタバタと準備していて「あと10分待って降りて来て!」と言われました。寝坊したみたいです。

昨日とだいたい同じメニューでしたが、昨日おいしかった米と麦ごはんの代わりに、最近おなじみの蕎麦の実になっていました。

蕎麦の実はけっこう気に入っているんですが、昨日のごはんの方がおいしかったなぁ。

 

さて、エレバンの東、直線距離にして約30kmくらいの所には、ゲガルド修道院と言う世界遺産があります。エレバンから日帰りも十分可能なんですが、今いる宿は高すぎるのとWi-Fiが弱すぎるので移動したく、それならいっそ世界遺産の近くの町に滞在しようと思ったのです。

最初はゴグトって所に泊ろうと思ったんですが、数少ない安宿がネットで見る限り満室。現地に行けば空きや他の宿がある可能性は無くはないですが、それより手前にあるガルニ(Garni)にはもっと安宿の選択肢がありそうだったので、今日はガルニへ行く事にしました。

 

ゲガルド修道院(方面)へ行くには~ネットの情報
  • エレバン駅から73番バスでメルセデスベンツ前のバス停へ⇒284番バスに乗り替えてゲガルド修道院(方面)へ【日本人旅行者のブログ】
  • エレバン市内からマルシュ(51番、69番、73番)もしくはバス(22番、26番、36番)でメルセデスベンツ前のバス停へ⇒284番、265番、266番バスに乗り換えてゲガルド修道院(方面)へ【ロンリープラネットの掲示板】

みなさんメルセデスベンツ大好きですね。ロンプラの掲示板に至っては「Mercedes station(メルセデスバス停)」となんかもうそういうバス停があるかの如く書かれていました。

実際「メルセデスバス停」なんてものは無いのですが、エレバンにはメルセデスベンツのディーラーは1軒しか無いので、検索したら探せました。正式名称は「ガイ(Gai)バス停」

じゃぁまずメルセデスベンツ(Gaiバス停)を目指そう!と言う話なんですが、ネットの情報とそれぞれの位置関係はこんな感じ。

ボクがいる地域は中心部からちょっと離れているので、ネットの情報を頼りに行こうと思うといったん地下鉄でエレバン中心部かエレバン駅に出る必要があるわけです。

つってもいずれも地下鉄で一本で行けるので、時間はせいぜい15分から20分、料金は100ドラム(≒23円)払えば済む話なんですが、なんかこうあきらかに遠回りするのが気に食わない。大きい道でつながってるし、直接行けそうじゃないか!!

と言う事で、宿の近くのバス停からチャレンジしてみる事にしました。これがボクのジャスティス!!((└(‘ω’)┐))←ジャスティスをイメージしたポーズ

 

乗車バス停はここ

乗るバスの番号はまったく分からないので、とにかく周りに聞いて回りますが、誰も首を横に振るだけで教えてくれません。知らないのか、それとも「英語ムリ」の首振りなのかわからん・・・(´・ω・`)

ようやく1人が「12番マルシュ」と教えてくれましたが、その後で来た12番マルシュの運転手に「Gai?」と訊くと首を振られました。なんで??(´・ω・`)

適当なバスやマルシュ何台かにもアタックしてみましたが、やっぱりみんな首を振ります。

ていうか首振りだけじゃ何も進まんので誰かヒント下さい(;ω;)

・・・と思っていたら1台のマルシュのドライバーが、やっぱり首を振ってドアを閉めた後、数秒考えてまたドアを開けて、「63番」と教えてくれました。あぁーーーーりがとぉーーーーう└(‘ω’)┘

で、63番マルシュを探し始めたのですが、10分ほど待った所でバス停にいた乗客が、今来たマルシュの前に立って「Gai!Gai!」と手招きしながらボクを呼びました。マルシュの番号は34番。

63番じゃないけど、呼んでくれたからにはこれも行くんかな。と思って34番に乗りました。

 

―30分後―

どこだここは!?Σ(@ω@;)

途中まで良い感じの方角に向かっていたんですが、34番マルシュは唐突に向きを変えて住宅地の方へ逸れて行ってしまいました。マルシュは細い道の角で終点だったので、大通りまで歩く事に。

結局遠回りだなぁ・・・。でもマルシュの中でおばちゃんが飴ちゃんくれたので良いのだ。

 

1kmほどで大通りのバス停に辿り着きました。

ここのバス停にはちゃんと停車バス・マルシュの番号が書いてあります。他には無かったような。

バス停には十代半ば~後半くらいに見える少年(ただし背はボクより高い)が2人いたので、その2人にGaiバス停を訊いてみました。

すると2人は顔を見合わせて、2人そろって「ワン、ツー、スリー、・・・」と指を折って数え始め、「シックス?」「シックス」とお互いに確認した後「シックスティ」とハッキリ言いました。

「テストで覚えただけ」感満載の数の数え方が初々しくてかわいいwww

そしてアクセントはわざとらしいくらいの前、「シックスティ」。これは間違いなく60番!

「シックスティーン」ですね!!(; ̄∀ ̄)

英語テストなら不正解になってしまいますが、無言の首振りにうんざりしていたボクには彼らの精一杯の英語が十分嬉しかったです。先生彼らの英語の成績に「外国人助けてあげたボーナス」を追加して下さい。

 

念願のメルセデスベンツディーラー到着!

いやぁ、なんか無駄に疲れました。ジャスティス疲れます。

地図上でいう所のGaiバス停は工事中で、バスはメルセデスベンツの北側の通りに並んでいました。

どれも多分ゲガルド修道院(方面)へ行くようですが、出る順番があるようです。

先頭にいるバスが一番先に出るのかと思えば、ドライバーに聞くと3番目に停まっていたバスに案内されました。

やれやれ一安心だ・・・

バスはボクが一番乗りでしたが、思ったより利用者が多い路線のようで、2,30分で満席になって出発しました。

 

1時間ほどでガルニ到着!

あ、バス代は、エレバン市内は1乗車100ドラム(≒23円)みたいでした。Gaiからガルニは250ドラム(≒58円)。降りる時に運転手に払えばOKです。

 

宿探し1件目は、ネットには載ってなかった気がする所に行ったんですが、部屋を見せてもらうとドミトリーに子連れ客がいて、部屋の至る所に服とおもちゃが散らばっているわ、すべてのベッドの上で遊んだ形跡が見られるわで、即やめました。

いろんな人がいろんなスタイルで旅行を楽しめばいいと思うけど、子連れでドミトリー来るんじゃねぇ(#゜∀゜)

中高生くらいの分別が付く歳ならともかく、5,6歳の子供なんて部屋中で遊びまくるに決まってるじゃないかKUSO親が(#゜∀゜)

結局2軒目のドミトリー無くて個室のみ5,000ドラム(≒1,165円)の宿にしました。

 

近くのレストランで食事。

天井がもこもこしてます。

高そうなレストランですが、眺めが良い!

少し遠くにガルニ神殿(Garni Temple)が見えます。

メニューにすごく気になる物を見つけました。

“Eat and keep silent”意訳すると“黙って食え”。一瞬料理名かどうかすら悩みましたがとりあえず注文。

“黙って食え”とは別に、サラダ欄にあるやつを適当に頼んだら、全然サラダっぽくないやつが来ました。タボウル

タボウル

食感は、インドのキチュリの粒大きい版って感じです。

味はトマト味、と言うかトマトソース味

トマトソースって、冷静になって食べてみたらだいぶトマトそのものとかけ離れてる気がしませんか??

中央アジアのトマト味は本当にトマト味なんですが、このキチュリみたいなのはトマトソース味です。ナポリタンとか思い出します。

インドのキチュリが好きだっただけあって、このサラダに分類されていたトマトソース味の物体もけっこう好みです。

味が濃いのでパンが進みます!

野菜を食べると言う目的が全く果たせないサラダでしたが、まぁOKです。

そしてこちらが“黙って食え”。音的にはケルウスス

黙って食え

なんか色々のってる!Σ(゜゜)

とりあえずいただきまーす。

周りのは見たまんまのフライドポテト。真ん中のは、グリーンピースやタマネギのトマトソース和え。

少し掘ると細切りの豚肉が出てきました。

んー全体的においしいです。・・・が、完全にさっきのサラダと味がかぶっています。またトマトソースかよ(; ̄∀ ̄)

・・・で、どの辺が”黙って食え”なの??(´・ω・`)

料理2品とパンで2,670ドラム(≒622円)でした。ちょっとお高いかな・・・。

レストランを出ると、庭に子犬がいました。

かわゆす。

 

食事の後はガルニ神殿へ。入場料1,500ドラム(≒350円)

入場料高い割には、見る所はそんなに多くなく・・・

土台しか残ってない建物の方が気になりました。

英語の文章全部読んでいませんが、土台しか残ってない方はお酒作ってた建物って感じの説明だった気がしますがあんまり自信ありません。

ガルニ神殿周囲の景色が良かったです。

さっきのレストランが見えます。

ここでも子犬が遊んでいました。

すごい躍動感出た

 

さて、明日は世界遺産ゲガルド修道院へ行きます。では今日はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    (´・ω・`)日本の紅葉は美しいがそっちも負けてないのぉ。
    そっちにも季節あるんだね?

  2. wolt より:

    >>ログボさん
    天気はいまいちですが紅葉はばっちりです(๑•̀ㅂ•́)و✧
    この辺は夏は40℃、冬は-15℃とかになるらしいので、日本よりも気温の変化は極端かもしれません。確か中央アジアもそんな感じ。
    なんとなく「日本は四季が豊か!」みたいなイメージがありますが、赤道直下でもない限りどこの国も季節しっかりあるような気がします^^;

  3. ログボ より:

    片田舎の隠れ家的レストランなかんじだね。
    内装が凄い綺麗。これがそっちでは普通なのかもしれないけど。
    “黙って食え”のネーミングセンスも面白い(´・ω・`)

  4. ログボ より:

    >タボウル
    いっぱい書いてごめんなさい(´・ω・`)

    それに近いのに「クスクス」があるね。
    wikiには中東~北アフリカと書いてあるのでちょっと違うのかもしれないけど。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/クスクス

    下のレシピサイト見ると「クスクスサラダ」なんていうのがあるし、
    それに近いのかなと思った。

    ttps://kinarino.jp/cat4-グルメ/11517-実はとっても便利な世界最小のパスタ。クスクスの美味しいレシピ♪

  5. wolt より:

    >>ログボさん
    いっぱいコメありがとうございます(*´∀`)

    1日目はガラガラだったんですが、2日目は宴会の準備してましたw
    観光客向け兼地元のちょっと良い集まり用って感じなんでしょうねー。

    クスクスサラダ、まさにそれっぽいです!
    中東の料理(ドルマ)もあるし、中東系の食文化がけっこう濃そうです。

  6. ログボ より:

    てか、wikiのフランスのクスクスの項目にある「タブレ(taboulé)」がそれじゃないかな?

    https://ja.wikipedia.org/wiki/クスクス#.E3.83.95.E3.83.A9.E3.83.B3.E3.82.B9

    「レバノン料理の「タッブーレ」(Tabbouleh)に使われるブルグールをクスクスで応用した、小さく刻んだトマトやキュウリ、パセリなどの生野菜と蒸したクスクスをレモン汁、オリーブオイル、塩、胡椒であえたサラダ仕立てのタブレ(taboulé)も万人に好まれる料理であり、フランスの惣菜屋には必ずといってよいほど並んでいる。日本でも最近はディーン・アンド・デルーカや成城石井などで惣菜として出している。」

    wiki(フランス語)
    https://fr.wikipedia.org/wiki/Taboulé

  7. wolt より:

    おー、まさにそれですね!
    ここのは地理的にはレバノンの流れを直接汲んでるのかなぁ。
    フランスでも食べてみないといかんですね~

    成城石井にあるのが衝撃w
    探してみてーw