さらまとすぃじびー!
今日はオシュにある世界遺産スライマン=トーに登って来ました!
スライマン=トー(Sulaiman-Too)とは!
スライマン=トー(Sulaiman-Too)はスライマンの山って意味で、スライマンはイスラム教の預言者ソロモンの事を言うてるらしいです。
名付けられたのは18世紀ですが、信仰の対象の山としては非常に古く、頂上近くにあるイスラム教のモスクはもともとは1510年に建てられたのが最初だし、イスラム教が伝わる前からあるこの土地の宗教の礼拝所として、新石器時代に使われていた形跡があるんだそーな。
まぁそうやって長きにわたって信仰の対象になってる山って事で、2009年にキルギスで初めて世界遺産登録されたのがこのスライマン=トーだそうです。ってウィキペディア先生が言ってました。
朝はカザフスタンで買ったパンの残りと、先日食べ損ねたハチミツ、宿に置いてある無料のインスタントコーヒー。
ハチミツの良し悪しはわからんけど、なんか甘さがマイルドな気がします。それよりハチミツと黒パンが劇的に合うヾ(*´∀`)ノ”ハチミツに合うようにパンが作られてるんじゃないかと思うくらいよく合います。キルギスでもあちこちにハチミツあるから、またやろー。
そして気付いてびっくりしたのがキッチンのこの光景。なんか違和感ありませんか?
手前のビンが塩、奥の右がコーヒー用のクリームパウダー、左が砂糖なんですが・・・全部フタが無いんです。
フタが無いのに塩ですら固まってない。
もちろん砂糖もクリームもサラサラ。すげぇ、究極に湿度が低いとこんななのか・・・。日本人の常識をはるかに超えてますね。そう言えばカザフスタンで滞在していた宿も、引出しには入っていたものの塩の袋は全開でした。
午前中はまったりして、昼から外出。ちなみにこれが宿の入ってるアパート。明るいうちにでも探すのは困難な気がします。
なんとなーく建物がロシアっぽいような気が。ロシア行った事ないですけど。
何も知らずに予約した宿でしたが、世界遺産のスライマン=トーのすぐ近くでした。奥に見えている山がスライマン=トーです。
入場料は20ソム(≒33円)
外国人料金とかじゃないのが嬉しいですね。
スライマン=トーには東西それぞれに登り口があるのですが、とりあえず東側から登ってみる事に。
ほぼこんな感じで階段が続きます。標高差は約100m、普通に歩いて15分くらいで頂上に着きます。
最後の方がちょっと岩場なんですが、あまりにも登られ過ぎて岩がツルツルになっている箇所があるので、サンダルとかだとすっぽ抜けて落ちそうです。ちゃんと靴履いてきたほうが良い感じ。
頂上にはキルギス国旗がかかっていて、展望台があります。
左にあるのが古くからあるモスクとやら。20世紀に入ってから改修されたらしいので、古い感じはあまりしません。
この辺りで、またカメラのセンサにゴミが付いてる事に気付いたんですが、掃除しようとすると「電池の容量が足りないためミラーアップできません」と出て来て掃除できなかったす・・・(´・ω・`)
ってかカザフからこっち、センサにゴミが付く頻度がすごい気がします。
しかし、スライマン=トーはカッコイイ山ですな!
イケメンならぬイケヤマですわ。これは信仰の対象になる。愛されるのが分かりますわ。
洞窟になっていて入れる箇所もありました。
楽しい!(・∀・)イイ!!
下山は西側へ降りました。西側のルートはだらだらっとした遊歩道になっていて、サンダルとかでも全然大丈夫そうでした。でも距離がだいぶ延びるので、多分東側より時間がかかります。
遠くに見える山もイケヤマやなぁ。かっこええわぁ。
山にパラボラアンテナが埋まってる!かと思ったら、博物館でした。
が、チケット売り場の時点ですごく人が多くて、まったくはけなかったのでめげて引き返しました。
麓にもモスク。
お昼はちょっと良さげなレストランに入ってみました。
こういう、あらかじめ4人分用意されたテーブルに1人で着くの、ちょっと抵抗があります。
サラダは、キュウリ、タマネギ、トマトと言う構成。
安いサラダを頼むとインドと全く同じ構成で出てくるあたり、陸続きなのを感じます。
中央アジアに来てから、スープでもサラダでもこの細長い葉っぱの薬味?がかかってるんですが、これが結構好きです。
でも何回見ても金魚の藻しか連想しません。
今日のメインはこちら!ベシュバルマック!
前回キルギスに来た時に食べてうまかったので、キルギスにいる間にまた食べたかったのです。
前食べた時は汁なし麺みたいだったのですが、このベシュバルマックはスープに浸かっています。こういうタイプもあるんですね。
あと麺がなぜかぶつ切りですw
まぁいいや、いただきまーす!
おー!素朴な味!w
スープは塩っ気がちょっと強め。サラダにもかかっていた金魚の藻みたいな葉っぱの香りがアクセントになっています。
前回食べたベシュバルマックはマトンだったのですが、これはマトンじゃないですね!もしかして・・・馬肉?
馬肉をあまり食べた経験が無いので断定できないんですが、羊の風味ではなく、脂身が少なくて、牛には無い獣くささがあります。お土地柄、消去法で行くと馬肉かなぁ・・・と。淡泊で、羊より食べやすいです。
ベシュバルマックはやっぱりうまいですねー。量が多くて後半ツラかったですがw
サラダとベシュバルマックにサービス料を含めて360ソム(≒589円)でした。ちょい高いなw
オシュは第2の都市と言いつつ、なんとなく田舎町っぽい雰囲気もあってのどかです。建物が低いので、昔のRPGみたいな街並みだと思いました。
一応、コンビニみたいなのはあちこちにあるので、不便はしなさそうです。しっかり24時間みたいですし。
ファーストフードもあります。
アイスを買ってみましたが、予想通り植物性油脂だらけの軽ーいおいしくないアイスでした・・・。
最近思うんですが、日本のアイスって絶対世界で戦えると思います。東南アジア、インド、中央アジア、その辺で手軽に買えるおいしいアイスって少ないです。
しかも安くないんですよねー。日本円にして50~80円くらいする事が多く、現地の物価と比較するとかなり割高なのに、それでも全然おいしくないんです。良いアイスを買おうと思うと、ハーゲンダッツとか、そこまで行かなくてもマグナムって言うちょっとお高めのアイスがあるくらいです。
そう思うと、日本のコンビニで60~100円前後であれだけ多様な高品質のアイスが買えるってすごいなぁと。日本のを輸出すると激高になるので、現地に工場作って現地並みの価格(50~80円)で販売できるようになれば、すごい競争力があると思うんですけどどうだろう。東南アジアとか年中暑いから、日本より需要安定しそうですし。アイスメーカーさん是非検討して下さい。特に井村屋とか。
アイス食べたばっかですが、またショロを見つけてしまいました。
昨日飲んだのは赤い樽のショロでしたが、今日は青い樽のショロを頼みました。12ソム(≒20円)
白くてあわあわしてます。
泡を飲むとヨーグルトみたいなのが出てきました。
んーこれは麦じゃないのかな?強烈に酸っぱいのは変わりませんが、麦の苦味みたいなのがありません。
こっちの方が万人受けはしそうですが、クセになるのは赤い方のショロですね!
他に博物館なんかもありましたが、スライマン=トーとベシュバルマックで満足してしまったので今日は終了。
さて、お気づきの方もいるかもしれませんが、今後の予定を更新しました![予定]今後の予定:駆け抜けるタジキスタン
昨日の長時間車移動がとても疲れたので、タジキスタン入りは1日延ばしました。そして9月26日からしばらく、多分ネットが使えない環境になります!詳しくは予定のページで。
パミール高原に入ってしまうと物質的に不便しそうなので、明日は準備に費やそうと思います。長ズボンが一着しかなかったりしますからね!(1着をブンブン・クンバン行きの時に破いてそれっきり)
明日はまだブログ更新します。では今日はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
風景も食事も豪華じゃないけど清潔感がありますね。
世界遺産の階段もけがれてないしw
>>ログボさん
ですね~質素で古いけどちゃんと行き届いてるなぁと言う感じです。
お山に登る階段は、土足で登るここの階段の方がよっぽどキレイでしたw
山の上からの街並みがいいなぁ!ビルは3階建てまで?何か遠くまで眺望出来てイイなぁと。スライマン=トーは奇岩なのか?風化してるのか?誰か彫刻のプロがノミで削ったのか?子供が喜びそう^ ^
デジタルカメラのゴミは弱点だね、簡単にゴミの取れるカメラは売れると思うけど。
>>baumさん
建物はたまに4階5階があるくらいで、それ以上高いのはほとんど見ないです~
街の端っこまで見渡せて、街の向こうは荒野ってのが良い感じ^^
スライマン=トーは、遊歩道が整備された以外は元のままの形かなぁと思いますが、洞窟とかはちょっと手を加えてるのかもしれないです。
>>y.kujimeさん
フィルムカメラには無いジレンマですよねー・・・
実は手持ちの道具では刷毛くらいしか有効な清掃方法が無いので、けっこう苦労しています^^;