さらまとすぃじびー!(キルギス語の「こんにちは」らしい。長い。)
今日はカザフスタンのアルマトゥイから、キルギスの首都ビシュケクへ移動しました!
朝はまたフリーの卵とジャガイモの炒め物。タマネギは人気なのか、無くなっていました。
この辺はハチミツも採れるらしく、市場やスーパーに大量に売られていたのが気になっていました。どれも量が多くて買いあぐねていたら、昨日寄ったスーパーで使い切りサイズを見つけたので購入したのが写真左下のやつ。155テンゲ(≒51円)。量が少ないので高いのか安いのかいまいちわかりません。
まぁ、ジャガイモ炒めが多くて結局ハチミツは並べただけで開けてないんですけどね。また後日食べます。
朝8時半ごろに宿を出て大通り(Tole Bi street)のバス停へ。
市の中心部からちょっと離れたサイラン(Sayran)バスターミナルって所から、ビシュケク行きの乗り合いタクシーが出ているらしいです。1台目のバスに「サイラン!」と言うと1発目で当たりでした。
運転している間中、片手で電話をかけながら片手でタバコを吸っていた運転手。君は何本手があると思っているのかね。
急加減速が多くてイラッとするバスでしたが、無事にサイランバスターミナル前で下車。サイラン湖が思いのほか良い。
これがサイラン・バスターミナル。
バスと乗り合いタクシーが同じくらいの割合で停まっている気がします。
「ビシュケク?」と付近の人に聞いて回り、指さされる方向へ歩いて行くと、ほぼバスターミナルの北西端に来てしまいました。ビシュケク行きの乗り合いタクシー発見。
料金は最初3,000テンゲ(≒991円)って言われましたが、2,500テンゲ(≒826円)が適正価格です。
既に乗っていた客はまだ1人。英語が話せる若い男性でした。話を聞くと、ビシュケクで開催されるオンラインゲームの大会に参加しに行く所だそうです。こうやって気軽に隣国にゲームの大会に行くって、日本人からするとちょっと憧れます。
乗り合いタクシーは、乗客が7人くらい乗れそうなワンボックスカー。まだ2人なので、客が集まるまでもうしばらくかかるなぁ~と思っていたら、間もなく幅の広いおばちゃんが1人来て、更に数分で家族連れがやって来たので、あっと言う間に埋まって15分くらいしか待ちませんでした。9時30分ちょうどに出発。
街を抜けると、途中の景色はひたすらこんな感じです。
日本で言う「ここら辺は何も無いよ」ってのは、田んぼや山くらいあるもんですが、カザフスタンの「何も無い」はヘタすると本当に何もありませんな・・・(; ̄ω ̄)
1回ガソリンスタンドでトイレ休憩だけあって、12時半に国境到着。
カザフスタン出国は、「ビザは??」ってなぜか2回聞かれましたが、「日本人はビザいらんよ」って2回答えたら、笑顔で「OKOK」って通してくれました。ちょっとドキドキしました。
キルギス入国は一瞬。なぜか高らかに名前を呼ばれたので、ビビりつつ控えめに返事したら、「HAHAHAwww」と言ってスタンプ押してくれました。何を試してるんや(; ̄ω ̄)
という事で、14カ国目、キルギス入国!
車の振動でブレた(´・ω・`)
国境を通るのはボクが一番遅かったんですが、ゲーマーお兄さんと幅広おばさんが待っていてくれました。国境越えはトラブルが不安なので嬉しかったです。家族連れはキルギス人だったようで、キルギス側に置いてあった自家用車で去って行きました。
国境からビシュケクまではあっという間です。ビシュケクの好きな所で降ろしてもらえるって事で、ボクはビシュケク西側のオシュ・バザールの近くで降りました。
この時点で13時15分。4時間足らずでカザフスタン最大の都市から、キルギスの首都に移動できてしまいました。ゲームの大会でふらっと来るわけですね。
目星を付けていた、オシュ・バザールの南にあるフレンズ・ゲストハウス(Friend’s Guesthouse)って所にチェックインして、すぐに外出。
まずはATMでお金を引き出し。3万キルギスソム(≒49,000円)ゲット。
宿の人に「この近くにATMある?」と訊いたら「両替屋ならあるけど、ATMは知らない」と言われたんです。「んなバカな」と歩き回ると、確かにアルマトゥイにはしつこいくらいあったATMの表示が見当たらない。両替屋は至る所にあります。まぁ、大きめの銀行に行ったら普通にATMあったんですが、これはまとめておろしておいた方が良いなと思って多めにおろしました。
もう14時回ってるんでとりあえず昼飯。適当にふらっと入ったら、また自分で好きなの取る系の店でした。
ケーキもあったけど、さすがに3日連続ケーキいらんなーと思ったので、今日は少なめw
サラダは一気に質が・・・wインドよりちょっとオシャレに切ったかなってレベルになりました。
メインはがっつりマトンとタマネギの炒め物。クレープみたいなのは、黒パンとかの中に紛れて置かれていたので、甘くないやつかと思って取ったら甘かったです。
全部で185ソム(≒302円)でした。
キルギスには4年前だっけ?そのくらい前に来て、ビシュケクには滞在しました。オシュ・バザールがけっこう好きだったので、早速見に行く事に。
久しぶりの市場なのでテンション上がります\\\└(‘ω’)┘////
これは「ナン」と呼ばれる中央アジアの主食です。
インドのナンとかなり違って、完全にパンですが、ナンです。焼き色が(・∀・)イイ!!
ボクがオシュバザールが好きなのは、清潔なのにローカル感があって、うるさすぎず程々に活気があるからです。要するに丁度良い。
以前と変わらず、やっぱり良い市場です。
市場のど真ん中を川が流れていて、粗末な橋がかかっているのもなんか良い。
遥か上方まで積み上げられた商品。
キルギスは更にハムやチーズがお買い得そう。
こんな所で液晶テレビを売っているΣ(゜゜)
雨漏りとかせんのかな・・・ローカル市場でこの大きさの液晶売ってるのはあまり見かけない気がします。
もはや靴の森。
スーツだって買えます。
オシュバザール大好きなんですが、いかんせんこの市場、道がまっすぐ引かれてないのが難点です。
通路は至る所で唐突に斜めに曲がるし、三叉路もたくさんあります。要するに迷う。なんでこんな市場になったんだろw
前に来た時はスマホを持っていなかったので、バザールから出たら完全に方角がわからなくなっていて、ちょっと怖かった記憶があります。
一度わけわからん場所に出ましたが、今のボクにはスマホがあるので安心です。
車はなんとなく古臭い形が多い。
スイカがめっちゃ巨大です。
隣の細長いのはなんだろう。メロン系かな。
これはどちらさまの足でしょうね・・・
すげぇ、車の中が店になってる。
これは・・・商品陳列してるつもりなのかなw奔放過ぎるw
お!キルギス名物の飲み物発見!
この「飛ばねぇ親父はただの親父だ。」とか言いそうなおっさんが書かれた、赤や青の樽が目印です。
ショロ。コップ一杯20ソム(≒33円)
うーん、相変わらず変な味だw
麦を発酵させた飲み物で、アルコール分は無いんですが強烈な発酵臭と味がして、強い酸味とほのかな苦味があります。麦の香りが香ばしい。
キルギス人はショロが大好きで、大人から子供まで道端で飲む姿を見かけます。初めて飲んだ時は全部飲み切るのが困難なくらいキツイ飲み物でしたが、何回か飲んでるとおいしい気がして来るので不思議です。
キルギスはやっぱり良いな~。この東南アジアに近いゆるっとした感じが安心しますね。
だがしかし!キルギスは今回はほぼ素通りしてしまいます。
なんでかと言うと、タジキスタンビザの開始日を「9月25日」で申請したんですが、後でいろいろ見ていると「その日ジャストじゃないと入国できない」みたいな話をしている人がいまして。
1人が言ってるだけなので真偽の程はかなり微妙ですが、まぁタジキスタンの後に行くウズベキスタンビザもあまり期間に余裕が無くてのんびりしていられないので、とりあえず9月25日(要するに3日後)にタジキスタン入国するつもりで移動していきます。
という事で、懐かしいビシュケクにはもうお別れして、明日はキルギス第2の街オシュへ移動します。
オシュは遠くて600km以上あるので、朝出発して夜到着する予定です。
せめてタジキスタンビザ、もう1日遅らせとけば良かったなぁと思いつつ、今日はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
>ナン
超でかい月餅みたい(´・ω・`)
チョット離れただけでカザフスタンとは町並みが違いますな。
経済的な格差があるのかな。
>>ログボさん
ナンはいちいち柄があっておしゃれなのです。
キルギスは中央アジアの中では物価安いほうで、カザフは一番高いらしいので、経済格差はありそうですねぇ。
あ、でもビシュケク中心部はも少し綺麗で公園とかもありますよ。ヨーロッパよりロシアっぽさがありますけど。
キルギスいいですねー!
ショロの味が凄く気になります。飲んでみたいです!
いろんな国あるんだね、経験しないと分からんね。それぞれ国の匂い(空気)知りたいね。
>>ひなこさん
ショロはつーんとします。つーんと(›´ω`‹ )
でもハマる(›´ω`‹ )
2周目の際にでも飲んでみて下さいませ(。-∀-)
>>y.kujimeさん
キルギスの匂いですか~
良い香りはしない・・・かな?乾いた感じの匂いかなぁ。
|ω・`)ゞ ジョシダイセイ
「ここに来てはいけない!」みたいな感じになるでしょーw