バガン遺跡観光1日目!(2017年7月20日)

みんがらばー!

今日はバガンの遺跡を観光しました!

バガンの遺跡は、カンボジアのアンコールワット遺跡インドネシアのボロブドゥール遺跡と並んで世界三大仏教遺跡と呼ばれています。世界三大が3つとも東南アジアにあるわけです。

バガンの遺跡は11世紀~12世紀頃のバガン朝の時代に建てられたものだそうです。その後13世紀後半にはバガン朝はモンゴルに滅ぼされますが、信仰の場所としてのバガンは永く続いたと言われています。

ちなみに、世界三大仏教遺跡の中で、バガンだけ世界遺産に入れてもらえませんでした。これは軍事政権時代に政府が行った修繕が近代建材を使用していてまずかったのと、遺跡近くにゴルフコースを作ったためと言われています。さすがと言うか、軍事政権だけに脳みそ筋肉だったんですかね。

どうでも良いですが、ネピドーのど真ん中にもゴルフコースがあったので、軍事政権の中央部によっぽどゴルフ好きがいたんだろうなぁと思います。

 

朝飯は宿の近くで。多分マンダレー・ミーシャイ400チャット(≒33円)

マンダレー・ミーシャイ

お、汁なし麺だ!これはうまーいですね!味はしっかりついていますが、油っこくはありません。ちょっとピリ辛かな。

多分マンダレー地方を中心に食べられている麺料理です。麺は米粉ですが、タイやマレーシアのようなモチモチ感があまりなくて柔らかめです。

付け合わせのタマネギのさっぱり感がよく合いました。

近くの売店でミロを買おうとしたら、プリンを見つけてしまったので購入。500チャット(≒41円)

プリンうまい!( *´艸`)

固めのプリンで、ちょっとチーズのような香りと酸味があります。甘さは控えめ。ヤンゴンのもおいしかったし、ミャンマーのプリン好きかもしれません。

さて、今日は遺跡巡りなのですが、移動手段はどうしよう。

これはE-バイクと呼ばれる、電動自転車と原付の間みたいな乗り物です。ミャンマーではE-バイクは免許無くても運転できます。これだと楽ちんなはずですが・・・

やっぱり自分の足でまわりましょうw

自転車は1日レンタルで2,000チャット(≒165円)でした。

遺跡は大小かなりの数があります。まずは一番遠い所へ行って、宿に戻りながら気になる遺跡だけを見ると言う計画を立てました。

まずはひたすら一番遠い遺跡(約10km先)を目指します。

いきなり道路が水没

イラワジ川が近く、雨期はこうやって道路が水没するらしいです。見ていると、道路の部分はたいして深くなさそうだったので、強引に自転車で進みました。ちょっと靴が濡れましたが無事通過しました。

 

一番遠い遺跡の近くには、プチ遊具がありました。

シートかぶってますが、船型のスイングするやつですね。ミャンマーの遊具とか絶対乗りたくない

遺跡は、やっぱりどこも裸足にならないといけません。で、やっぱり汚いです。ここは鳥の糞だらけでした。

やっぱり犬もいます。

ミャンマーの、この裸足エリアをキレイに保とうとしない習慣がちょっと嫌いです。唾も吐くしゴミも捨てるし(´・ω・`)

ここは遺跡と言うより、現在進行形で寺院でした。

中央の仏塔は修繕中・・・これはこれで、足場が綺麗でおもしろいですが。

荷物揚げが滑車!

荷物(写真上部のバケツ)を揚げる距離分だけ、手前にいる二人が走って行きます。暑いのに、妙に楽しそうです。

寺院からはイラワジ川が一望できました。

イラワジ川

これで、インドシナ半島の三大河川も全部見ました!中学の時、地理が大嫌いでどれがどこにあるかさっぱりでしたが、もうばっちりです。ベトナム・ラオス・カンボジアを流れるメコン川、タイのチャオプラヤ川、ミャンマーのイラワジ川。地理なんて暗記じゃなくて必要な時に覚えるのだよ(・´ー・`)

寺院の前に、久しぶりに見かける装置があったので・・・

サトウキビジュース!500チャット(≒41円)

ミャンマーに入ってから初めて見ました。インドあたりではまだ飲めると思いますが、それ以降はしばらく飲めないと思うと寂しくなりますね。日本に帰国したら、間違いなく恋しくなる味です。

この後は引き返しながら小さい遺跡をいくつかまわりました。

けっこう仏像がいちいちユニークです。

元は建物内側の壁画がすごかったらしいですが、ボクが見た範囲でまともに見えるものはほとんど残っていませんでした。

ちなみに、壁画の複製は、あちこちの土産物屋で売られています。

どうも、大きめの遺跡はどこも一斉に修復中みたいです。

観光客が少ない今の季節にまとめてやりたい気持ちはわかるのですが、ちょっと残念です。

日差しが強くて裸足だと地面が熱ぅい(;´Д`)

遺跡の上に登れました!奥に見えるのはイラワジ川です。

道路沿いに、やたら人形がぶら下がっていました。

操り人形みたいです。

ちょっと興味はありますが、買えないからなぁ。

昼飯は道沿いの屋台で。このタイプの食事は、そろそろ画面に収めるのが面倒になってきました。

メインはこちら。牛のカレー煮込み。

肉がちょっと固め。

ここの豆スープがうまい!!

めっちゃ豆入ってるし。ここまでで食べて来たミャンマーの豆スープで一番うまかったです。ややカレー味だけど、辛くはなくて優しいお味。

あとオクラ8本食べました。正直、オクラと豆スープと米だけで良いです。クソ暑い中、肉と油モノはちょっと食べづらい・・・。

ココナッツジュースでさっぱり。

でも、飯とココナッツジュースで3,500チャット(≒288円)もしました。完全に観光地価格ですね。

あまりにも暑いので、考古学博物館に避難。すんごい立派な建物です。


入場料5,000チャット(≒412円)とややお高め。

カメラもカバンも預けないといけなくて、内部の写真はありません!考古学はよくわからんのですが、ミャンマー女性の伝統的な髪型55種類のマネキン再現がめっちゃ奇抜でおもしろかったです。日本のマンガもびっくりのレベルで、てんこ盛りのパフェやサソリみたいな髪型でした。

パンフレットだけ載せておきます。髪型は載ってませんけど。

また登れる遺跡がありました。今度はかなり高いです。

なんとなく、中国の開平楼閣を思い出しますね!楼閣のように必要に迫られた建物じゃなくて、宗教施設をこれだけ建てるってのがすごいです。

ピラミッドみたいなのまでありますね。

さっき上から見て大きかった白い遺跡、近くに来るとしょぼかったです。また修理中だし。

なんとなく、バガン遺跡は1つ1つ見て回るより、高い所からの景色を楽しむ方が良いような気がします。

なんだこの長い建物・・・

中を覗くとひたすら長い通路でした。人が寝ています。

遺跡はまだまだ数限りなくありますが、疲れたので宿に戻りました。走行距離は約27km

シャワー浴びて仮眠したら、がっつり夜まで2時間半も寝てしまいました。夜寝れるかな。

ところで、既にお気づきかもしれませんが、ここの所ずっと1日2食の生活をしています。朝は油物を避けて普通に食べて、昼は油を気にせずミャンマー飯を食べて、夜食べない、くらいがミャンマーでは胃腸にちょうど良い事に気付きました。ミャンマーカレーの腹持ちがめちゃめちゃ良いです。ある意味すごくエコだと思います。

さて、明日は天気が良さそうなら遠出してポッパ山に行ってみようと思います!では今日はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. y.kujime より:

    暑い中写真ありがとうございます。遺跡の状況良く分かります。最初の人形つりさげの写真スゴイと思いました。何故か好きなんですね。・・・あと遠景写真紫外線でぼやけるので、PLほどほどに効かせると良い写真になると思いますが。ついでに建物は広角でむりやり状況説明のために回りを画面に入れないほうが良いと思いますよ。メモリーに余裕があれば両方撮っておくのもありですね・・・。独り言なので御容赦ねがいます。

  2. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    PLフィルターは一番広角のレンズ用しか持っておらず・・・><
    状況説明的な写真は、後で自分で欲しくなることがよくあるんですよ^^;
    なのでかなりの枚数撮っています。メモリは苦しいですが・・・

  3. baum より:

    修復中の足場は芸術的ですね!滑車は常套手段、現在の日本でも山の中で橋架ける時は時々使っています^ ^そうそう運動会の日は裸足で学校行ってた!鳥の糞どころか犬の踏んでた、サイアク~。

  4. wolt より:

    >>baumさん
    足場はすごい感動しましたw
    滑車はまぁ応用範囲広そうですもんね~
    運動会は別に裸足で行く必要ないんじゃ・・・