ビエンチャンからルアンパバーンへ(2017年4月25日)

サバイディー!

夜行バスでラオス・ルアンパバーンへ移動してきました!



・・・と、昼にツイッターでつぶやいたところ、「ルパンザサードみたいな響き」とフォロワーさんに返されました。もう完全にそうとしか思えなくなってしまいました!w

まずは昨日の夜行バスの話から。

旅行会社のピックアップトゥクトゥクに乗って、19時半ごろにビエンチャン郊外の長距離バスターミナルに到着。



今日もまた添い寝バスか・・・と気が重かったのですが、


今日は普通に3列のスリーピングバスや!

ヒントはバスチケット。「Sheet」「VIP」「Sleeper」って書いてあったのでふと気づいたのですが、あの添い寝バス=VIPバスの事みたいです。

時刻表にも、無印・VIP・Sleeperと、3種類の表記があります。


添い寝バスのいったいどこがVIPなんだ。

まぁ座席種別がわかったので、これで極力添い寝バスを避けることができそうです。



20時半に出発。乗車率は4割程度と、かなり少なめでした。さぁ今日は添い寝じゃないからまともに寝られるぞー






寝られませんでしたーーーーーーー(>∇<)






順番に行くとですね、バスの運転手は3人で交代制のようで、運転手の隣にあと2人座っていました。

バスが走行しだして間もなく、彼らが持ち込んだ大型スピーカー(たぶん私物)とスマホで大音量で音楽をかけだしたんですよ。

まぁまだ21時とかですからね。車内の照明はすでに消えていますがOKでしょう。



23時。まだ音楽消さない。

バスが停車したタイミングで運転席の方へ行き、「消してくれ」というと消してくれました。やれやれこれで寝れる・・・




20分後、ミュージック再開



ボクは今までいろんな環境で寝てきました。悪路の夜行バスや寝台列車の激しい揺れの中とか、安ホテルの薄い壁一枚向こうで結婚パーティしている騒音の中とか。いずれも割と大健闘で寝れていた方だと思います。でも狭い・揺れる・うるさいの三重苦はちょっとツラいものが。

がんばってみたけど寝れなかったので、再び運転席に音楽を止めるよう言いに行きました(深夜0時半)。すると運転席で聞こえる程度の音量に下がりました。まぁその程度ならOKかなと思って席に戻り、今度は寝付くことができました。



次に目が覚めたのは深夜2時。爆音に戻っとるがな。ラオスのアップテンポな曲ががんがん響いています。音楽そのものよりも苛立ちで眠気が覚めます。

三度音楽停止を要請しに行くと、今度は「座席に戻れ」と後ろを指さして止める気配すらありません。頭に来たのでスピーカーの電源を切って、ジャックらしきものを全部引き抜いて席に戻りました。

なんとかまた寝付く事に成功。

次に目が覚めたのは朝4時半。予想はしていましたがいつの間にか音楽が再開しています。

もう朝も近いし眠いし止めに行く気もおきません。2回ほどうつらうつらしつつ、寝付けないまま7時半ごろにルアンパバーン到着。
ルアンパバーンバス停

いつも通り市街地までは3kmちょっとです。めっちゃ眠いですが歩くことにしました。


道端でめっちゃうまそうなもん焼いてる!!!


当然購入。6,000キープ(≒82円)
ラオスウインナー
ラオスウインナー

うまぁぁぁ!もろもろした粗挽き肉に、新鮮な刻みハーブ( *´艸`)
日本のはたいてい乾燥ハーブじゃないかな?風味がぜんぜん違います。

カオニャオ(もち米ごはん)と一緒に食べます。
カオニャオ

うまいですカオニャオ。

でも食物繊維が欲しいなぁ・・・と思い


これまた道端で売られていたトウモロコシ購入!3つで1セットみたいです。1セット5,000キープ(≒69円)


小ぶりで白っぽい見た目。日本のピュアホワイト?とかとよく似ていますが、お味の方は・・・

すごくもちもち食感。目つぶって食べたらカオニャオと思ってしまいそうなもちもち感です。これはもう完全にコメの仲間。
甘さはかなーり控えめで、なんか穀物穀物した味がします。自分でも何言ってるかよくわかりませんがそんな感じです。

めっちゃ小さいけど、一応ロータリー交差点のつもりなのかな。


ATMがシブい。京都や奈良にもありそう。


市街地MAPがその辺に立っていたので


ゲストハウスの表示がたくさん集まっている所で宿探し・・・


この辺綺麗で高そうやな・・・と思っていると、少し若めなおっさんになまりのある日本語で声を掛けられました。バイクの後ろに10歳くらいの女の子を乗せていて、これから学校に送って行きそうな感じです。

おっさんに「うちのゲストハウスどう?」と言われましたが、シングルルームしかなくて100,000キープ(≒1,371円)とのこと。
ちょっと高いなぁと渋ると、「この辺はシングルはみんな同じ価格だけど、1件だけドミトリーの宿があるよ。ここの突き当りを左に曲がってね・・・」と、親切におっさんが説明を始めると、唐突にバイクに乗っていた娘さんが「一緒に行ってあげたら良いじゃない」なまりの無い日本語で発言。

びっくりしていると、「この子日本人だよ~」とすごく大雑把な説明をされました。おっさんはあきらかにラオス人なんですが。・・・どういう家族構成なんだろう。子連れの日本人女性と結婚したとかそういう事でしょうか。

気になりましたが、複雑で話が長くなると嫌だし、早く宿に入りたいので詳しく聞きませんでした。

紹介された宿はドミトリーで1泊30,000キープ(≒411円)。部屋の見た目のきれいさも問題なさそうだったので即決しました。
謎の家族構成の親娘さんありがとう!!(>人<)


チェックインを済ませた後は爆睡。4時間動けませんでした。夜行バスめ。


昼過ぎに起きて、朝買ったトウモロコシの残り2本を食べて外出。


日差しは強いですが、暑さはマシな気がします。緯度的にはハノイ近くまで北上してますからね!


寺を見たり


国立博物館に行ったり。
国立博物館


この博物館、撮影禁止だったので写真はありませんがすごく良かったです。1904年に当時の王とその家族の為に建てられた宮殿を博物館として利用していて、当時の家具や調度品他、アジアや欧州から贈られた伝統工芸品が展示されています。王への贈り物とだけあって、どの工芸品もかなり立派。

これだけの規模で、各国の選りすぐりの伝統工芸品が集まっている場所は貴重だと思います!

入場料が30,000キープと、ボクの宿泊費1泊分しましたが、かなりオススメできる博物館でした。

ぶらぶら街歩き。
ルアンパバーン

ルアンパバーンは街並みが世界遺産登録されているそうです。
ルアンパバーン

ベトナムのホイアンに少し似ているかな?道幅はホイアンの3倍くらいありますけど。

大きいお寺。ワット・キシェン・ソング。
ワット・キシェン・ソング
ワット・キシェン・ソング


建物の金の装飾がめっちゃ細かい。カンボジアのお寺ともベトナムのお寺とも全然雰囲気が違います。

狛犬みたいな・・・


こんな白い犬を見ると


こうしたくなります。つい出来心で・・・




雲行きが怪しくなってきたので帰ろうとしたら


案の定雨に降られました。


通りすがりの旅行会社で雨宿り。30分くらいで止みました。

晩飯。カオ・ラード・ナ17,000キープ(≒233円)
カオ・ラード・ナ

小さいタコみたいなのが入っています
カオ・ラード・ナ

具は、タコ、キャベツ、ブロッコリー、タマネギ、トマト、青菜。トマト味に炒めてあります。東南アジアに来てからは珍しい味付けです。少し中国の影響を受けているのかな?
驚いたことに、ご飯は普通の白米でした。ラオス人、てっきりカオニャオ(もち米)しか食べないのかと!

スパイシーでもなく、野菜たっぷりでうまかったです(*´ω`)

売店で怪しげなお茶購入。



“Japanese Green Tea with Honey Lemon Flavor・・・”ジャパニーズグリーンティーにハニーもレモンも入れませんけど!?

これはこれでおいしかったです。リプトンとかのジュースみたいなレモンティーの、後味だけが微妙に緑茶という感じ。

そういえば売店のお菓子コーナーにトノサマバッタがいました。


まぁそういうものかなとクールに受け止めることにしました。

メコン川と夕日。


ルアンパバーンには4月28日まで滞在予定です。明日はルアンパバーン近郊の観光を予定しています!では今日はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. y.kujime より:

    バス大変ですね、日本では戦後の交通事情も凄かった、峠でバス押したりオーバーヒートで修理待ち
    でもなんとか目的地に着くけど、バスに煙突がある木炭自動車でしたね。どのバスもフロントガラスの真中にガラスの花瓶に季節の花、水仙とか桜で唯一癒された気がします。記事は面白いです!

  2. ログボ より:

    こっちは食事美味そうだなと思ってるけど、
    日本食恋しくならないの?

  3. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    うわぁ、峠でバス押したくないですね^^;
    ラオスで無いと言えなくもなさそうなのが怖いです。
    記事は、長すぎないか毎日心配しつつ書いています。楽しんで頂き光栄です!

    >>ログボさん
    ずっと同じ国にいると、xx料理飽きた→日本食恋しい!ってなるかもしれませんが、今のところ目新しさで乗り切れています。
    味噌汁は常に飲みたいですけど(^^;

    東南アジアだと、まだ米がおいしいのも大きいですね~
    インドより西に行くと、多分ツラくなります。

  4. 京都マスター より:

    大音量と添い寝ロシアンルーレットの罰ゲームなら迷わずロシアン選ぶな~

  5. wolt より:

    >>京都マスターさん
    この日は席がほとんど埋まっていなかったので、添い寝バスでも多分添い寝にならなかったと思うんですよね・・・orz

    スリーピングバス全てが音楽かけているとは限らない・・・と思いますたぶん・・・
    明日も乗るんですが、また音楽かかっていたらどうしよう(;´Д`)

  6. イバラキング より:

    明日ラオスへ行きます。
    こんなに現地ものを食べて、お腹、こわしませんか?

  7. wolt より:

    >>イバラキングさん
    ボクは現地の屋台や安食堂でもたいてい大丈夫です。
    が、お腹具合に関しては、かなり個人差があるので、みんな大丈夫かと言われると答えづらいものがあります^^;

    ちょうどルアンパバーンの宿で、ボクと逆向きにタイからラオスに来た日本人旅行者に出会いましたが、彼は既に腹を壊していて、経口補水液(ORS)しか摂取できない状態でした。

    体質によって得手不得手もあるようです。ボクはナマモノには強いですが、油物に弱いので、初めての屋台の揚げ物には用心します(いつもより匂いや味に気を付ける、少量にとどめる等)。

    でもあまり用心しても楽しくないので、小量ずつトライしてはいかがでしょうか!

    イバラキングさんのラオス滞在が良いものにになりますように(-人-)